|
カテゴリ:話題
今、、映画 『劒岳 点の記』 が評判で、公開開始が6月20日であったが、我家としては異例の速さで6月30日鑑賞に出かけました。
映画は、新田次郎さんの小説から、脚本が書かれたもので、監督は木村大作さんでした。 明治40年、1907年から明治41年1908年にかけて、日本陸軍の測量隊がそれまで誰も登った事が無く、従って測量も未達成のこの山に関して、陸軍の威信にかけて誰よりも早く、測量を完了しようと決意して、1人の測量士にむごい命令を下し、実行を迫ったことから、完了までの物語でした。 写真にもあるように、2999mの高山、未踏峰でル-トも無く装備も現代に比べて劣り、且つ、山岳宗教の御山で道案内人の連中も測量登攀にあまり良い感じを持っていないこと 日本山岳会も,できれば1番に登攀したいとこれまた威信にかけて挑んでくる始末であった。 結局、27箇所に測量用の3角点を建て廻りながら、測量とル-ト探しを行った事が成功の要因になったのではないかと、勝手に推測しながら映画を楽しく拝見致しました。 この写真で言えば、幾つかある雪渓の一つを辿りながら(危険極まりないが)登攀下のが,登頂の決め手となって無事3角点の設置(4党角点と表記されていたが、この点は専門過ぎて意味がつかめなかった)された。 誰よりも先に登攀が成功したと思ったら、山岳宗教の先達が杖の1部を登攀の印として残してあって、それが陸軍の測量隊の首脳陣のお気に召さなかった原因となったらしい。 こんな粗筋でしたが、この劔岳と言う名山が、主役の1役でもあり、俳優さん達の真剣な演技とあいまって期待に背かぬよい映画であった満足して家に帰りました。 尚、主演は、浅野忠信さん、香川照之さんで、宮崎あおいさん達も出演されておりましたが、先ほども触れましたように、劒岳の圧倒的な迫力こそ主役で、このお山で撮影出来た事が映画の成功につながっていることでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月02日 15時34分25秒
コメント(0) | コメントを書く
[話題] カテゴリの最新記事
|