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三田のいのしし 見て歩き日記

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2009年09月02日
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カテゴリ:観光・旅行

8月28日(金)から31日(月)まで、郷里である高知県・土佐に帰っておりました。

姉の49日の法要が主たる行事で、それに付随して無人になっている故郷の家の税務など町役場との連携の変更なども含んでおりました。
30日(日)に予定していたスケジュ-ルが29日中にほぼ目途がつき、夜の面談を除き日中はフリ-となったので、郷里四万十町(旧窪川町)から近い梼原町の坂本龍馬脱藩の道など、愛媛県との県境に近い地域を目指して動きました。

その事は、改めて紹介させて頂きますが、今日はイントロとして;
乗り物である三ノ宮-高知の高速バスが走る明石海峡大橋~淡路島~鳴門海峡大橋~徳島県~高知市の街道沿いで出あったユリの花について述べます。

高砂ゆり
高砂ユリ

残念ながら高速道路ののり面など草むらに咲いていた実態写真はご紹介できませんが、上の写真と同じ品種か同族のユリが驚異的な数で咲いておりました。
この三田市の道路斜面にも一杯あるようです。

この路線を足場にしておられる車の運転手さんも皆様びっくりしておられることでしょう。

勿論と言うか、栄養の良い花壇などと異なり、荒れた草地のどでは、背の低い姿でしたが、秋になって飛ぶ種子の発芽率が大変良いらしくて、ほとんど信じられないお花の数であり、徳島で地道を走るので途切れますが、高速道路沿いの地面は、少し断続的ではあるが、続いて見られました。

同じような驚きで眺められた方も多いことでしょう。

30日(日)に四万十町→久礼町→須崎市→津野町→梼原町→久礼町大野見を車で巡回致しましたが、この当たりの斜面などでも沢山見られました。

高速道路と同じ斜面での開花状況に拘った為に写真の撮影が出来ませんでしたが、同行の妹が今年はこのユリの花が目立つねえ・・・とつぶやいておりましたくらいでした。

今後このユリの花がさらに猛威を振るうのか大いに注目される所です。

おにゆり
前回7月22日ごろ、高速道路沿いや四万十町界隈で目立った鬼百合の花

ユリの花の開花期について専門的知識がありませんが、どうやら7月に鬼百合が咲き、8月に高砂ユリの花がさくように思われました。

余談ながら;
かつて猛威を振るったアメリカのセイタカアワダチソウも、三田市を流れる武庫川等の土手や川原などでは、矮小化したり消えてしまった所もあります。

あのアレルギ-の元として恐れられたこのセイタカアワダチソウでさえこんな末路ですから、高砂ユリがどのような発展と進化の道をたどるのでしょうか。

高砂ユリと思われるこの高速道路沿いのユリの背の高さはせいぜい1mぐらいでしたが、我家の庭に咲く高砂ユリの株は、ピラカンサや蝋梅の株の間で、普段日影であるのに、伸びて、伸びてこれらの植木の頭を越えて、2m以上の高い位置に花を咲かせました。
弾力的というか、環境に適合した能力を持っていることがわかりました。
種子を残そうとするすざましいまでの潜在力が秘められているように感じました。

インタ-ネット検索で”高砂ユリ”を検索してみました。
上記のような高速道沿いの斜面などの写真を紹介しているブログなどに期待しましたがさすがにそれはありませんでした。
しかしながら
1. この花は1923年か1937年(昭和12年)頃台湾から渡来して今日に至るも、その繁
     殖力が     強いことがいろいろなペ-ジで報道されておりました。
   僅か70数年ですからね。
2. いわゆる鉄砲ユリと近縁にあるようで、またそれらの合成品種のどがあり、どこに
     咲いていようと、素人が何々と決め付けるのは禁物かもしれませんね。

いまだ庭に飛来されていないお方で、飛来した株を見つけたら、断固排除するか歓迎するか決めて応対した方が無難な感じです。






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最終更新日  2009年09月02日 16時22分27秒
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