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三田のいのしし 見て歩き日記

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2010年01月28日
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カテゴリ:観光・旅行

めんそうれ沖縄 その3  シ-サ-(獅子)

例えば沖縄海洋博記念公園を訪れ、美ら海水族館に入場しようとしたら、その入り口にはシ-サ-が2頭待ち構えていて歓迎してくれると共に、なにかこの施設と共に入場者の無事を祈ってくれているようであります。

平素狛犬の写真を撮り続けているので早速反応しました。

1 18日に沖縄に着き、そのままバスでホテルみゆきビ-チへ向かいました。
  バスを降りて玄関へ向かうと両サイドにシ-サ-がありました。
    そうだ! この写真を・・・と思ったのに何故か写しておらず???

2. ナゴパイナップルパ-クにて
   ナゴパイナップル園のシ-サ-
   ナゴパイナップルパ-ク入り口にシ-サ-

   Wikipediaによると、通常2頭が1対の形で設置されているらしいので、写真は残り
     の1頭を写しわすれたらしい。
     狛犬が屋外設置のケ-スではほとんど石像であるのに対して、沖縄のシ-サ-の多
     くは焼き物のようだった。
     ついでに、Wikipediaによると石造、漆喰、青銅製もあるようだ。

3. シ-サ-ってなあに?
     フリ-百科事典ウィキペディア(Wikipedia)によると
     獅子(しし)を沖縄の方言で発音した物で、シ-シーと呼ぶところもある。
     伝説上の獣の像。建物の門や屋根、村落の高台などに据え付けられる。
     悪霊を追い払う魔除けの意味がある・・・とされているそうだ。
     尚、元々1体だったらしいが、本土の狛犬の影響で1対形式が普及したらしい。

4. 国・有形文化財 『琉球村』 
  
旧家や織機、昔の製糖工場などの保護・蒐集物を展示しているので、ある意味では
     当然の如く沢山のシ-サ-が、区切り区切りに据え付けられておりました。

   その1-1
   琉球村ノシ-サ- 1-1
   これは石造のシ-サ-

   琉球村のシ-サ-1-2
   琉球村のシ-サ- 1-2

   その2-1
      琉球村のシ-サ- 2-1 前
   本格的な蒐集物?と思われますシ-サ-を前から撮影

   2-2 同じ1対のシ-サ-の後部、尻尾の形を見る
      琉球村のシ-サ- 2-2 尻尾
   ここは意識してお尻の側から撮影させてもらった

   狛犬の研究をしている三田市のある文献によりますと、日本の狛犬は新しい物ほど
      尻尾が大きくなる傾向があるそうです。
      神様仏様の露払い、魔除けであってもそっくりそのままはないかもしれませんね。

   その3 二つの置物を写真で合成した物
      二つの置物
   これがシ-サ-であるかどうか不明ですが、琉球村の中に据付けられていたので、
      歴史的に意味が理想です。

   阿吽(あうん)の形、口を閉じている物と開けている物に仕上がっている所からは
     シ-サ-の1種かもしれませんね

美ら海水族館の玄関を護るシ-サ-  2枚の写真を合成した物です。

   水族館の1対のシ-サ-
   横から尻尾の形も見えやすいように撮影したものです。
   これも阿吽の形ですね。

以上の2つの写真は別々に撮影したものをパソコンを利用して合体させた写真ですので、全体としての風景は現地の姿とは異なります。

1対のシ-サ-の相違点を理解できたらと念じて合体してみました。

屋根上のシ-サ-

  屋根上のシ-サ-
  屋根の上にシ-サ-が置かれるようになったのは、明治時代になって庶民に瓦葺が
許されてからだそうだ

元々中国を宗主国として政治経済上の繋がりがあった沖縄が、戦国時代以降でしょうか日本の統治下に組み込まれた歴史の影響が様々な形で現れていると思います。

このシ-サ-にして一時的な旅行者では十分に汲み取れない謂れがありそうです。

インド或いはオリエントで生まれた仏様の守護神であるライオンまたは犬が中国から朝鮮を経て日本に入り、沖縄に伝わった流れと中国から直接沖縄に入ってきた事物を通じての伝承が合体して沖縄のシ-サ-になっている可能性がありそうです。






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最終更新日  2010年01月28日 15時03分40秒
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