三田のいのしし　見て歩き日記

2月22，23日のバスツア－では、当然輪島の朝市が人気スポットで、我々以外のズスツア－も沢山入っていて大変な人の集まりでした。

チョット人の波が途切れた所から店頭風景を狙って・・・

先日もご紹介したように私個人は、買い物よりもマンホ－ル蓋や店構えなどの写真撮影に目が行っているので、この写真も観光客と売り手の小母さんさん達との面白い駆け引きは表現できておりません。
そこで、輪島観光協会の写真をお借りしました。

観光協会のお写真

”ここでは絶対に値切ってはいけませんよ”
”そのかわり、欲しいような、欲しくないような風情で売り手の小母さんが、よッしゃ、それじゃあ、これもつけて、これも乗っけてと、これで1000円だよ、さあ、さあ買いなよ”と言わせるのがコツですよ”
と氷見から輪島へ向かうバス車中で懇切丁寧にコ－チしてくれたその辺の雰囲気がこの輪島市の観光協会の写真に出ているように思いますね。

バスを降りてから本格的な朝市の現場へ入る過程でもその辺の売り声がきこえておりましたので、なるほど感心しながら歩き、この街のはずれから引き返しました。

きびがらでつくれれた虎の干支　　民芸品

宝屋の看板　　人目を引くと見えて他の方々も撮影されておりました。

とんびがクルリと輪を描いた　　アッとられる！
この通りの中ほどに今川焼きのようなお店があって、夫婦でそれを買って、大きな口をあけて食べながらひやかして歩いていたら、あちこちからお声が掛かった。

なあに！

そんな無用心な食べ歩きだと、とんびに浚われるよ。

この人ごみの街でそんな事あるかいなと思いながら、ゆっくり空を見上げたらとんびがゆっくり廻っているではないですか。

歩を進めながら、別の方向を見たら又、2羽低い位置でゆったりと廻っておりまして、被害の程が伺われる光景でした。
家内が、テレビの番組で、実際誰かがここでとんびに浚われる映像があったことを思い出して語ってくれたので、いよいよ本物だと思った次第です。

長くなりますが、昔この街へ電車で来た時途中で沢山のとんびを見て不思議に思った事を思い出しました。
能登半島にはとんびが多いらしい。

輪島塗
輪島は塗り物が有名だから、観光バスツア－としても外せないところであり、しおやす漆器工房さんへ立ち寄りました。

輪島塗の1例　　しおやす漆器工房さん

家紋　”丸に剣かたばみ”

我が”さんだのいのしし”家もこの家紋ですが、このしおやす漆器工房さんでは、数少ない家紋の製品見本の中で、同じ”丸に剣カタバミ”が2例掲げられておりましたので、多少お茶目風に言えば
エッヘン
と言った感じでこの家紋を自慢したいくらいでもあり、又、嬉しくなって撮影致しました。

いずれにしても立派な製品ばかりでしたが、目の保養にさせて頂いて帰りました。
このツア－に於ける輪島はこれで終わりです。