兵庫県の柏原(かいばら)の方から、コメントを頂きました。
柏原地域のいのししについて
早速武庫川の堤を毎朝自転車散歩が日課の”田さん”に情報を求めて今朝も武庫川堤の5km周回道路を走りました。
曇り空
郷の音ホ-ルの横で出会う事ができましたので、止まって頂きお聞きしました。
いのししについて語って頂いた後、散歩を続ける田さん。 郷の音ホ-ルから上流へ。
私 「柏原辺りもいのししが多いと思いますが如何でしょうか」
田さん 『そりゃいのししの本場よ、篠山から柏原辺りは沢山いるよ』
私 「そう言うことですから、Yさん、山に入る時には気をつけてください」
「ゴルフ場などもさぞお困りでしょうね、ミミズをほじくりだされて」
「ところで、田さんの猟場はこの三田界隈ですか」
田さん 『篠山から和田山辺りでね、猟場は決まっているんだよ、ただ、鹿の多い所も有
って余り歓迎しないね。』
鹿は肉があまり美味しくないので、肉の取扱店も歓迎しないし、田さん達も好んで食べない・・・そんな意味だと思いますが・・・。
私 「そう言えば、最近ハンタ-の数が減って、困った市町村が講習会を開いてハン
タ-の育成に乗り出していると聞きましたよ。」
田さん 『それはハンタ-でなく、わなを仕掛けていのししを獲る方法とその猟師の育成
だと思う。
ハンタ-達はこの罠掛けをあまり喜んではいないよ。
また、 三田市などもハンタ-の数が減って困っているようだ』
田さん 『この頃ハンタ-達の傾向として、いのししを仕留めても大宮などへ販売せずに
自分達グル-プの人間が食べてしまう傾向が強まっている』
田さんの如く年中いのしし猟を生業としている方も減少傾向にあり、田さんに限らずグル-プによる狩猟方法がいのしし猟の場合、普通なので、具体的にこの2月15日までの狩猟期間でも人手が足りなかったこともあったようです。
(今年50頭ほどの成果であったとの事でしたが、その人手不足が影響しているらしいお話しぶりでした)
単に美味しいいのししの肉が食べられないと言った面のみならず、農業にもマイナスの影響があるかもしれませんね。
ゴルフ場などもグリ-ンなどをいのししがミミズを食べるために好んで掘り返す被害に苦しんでいると聞いておりますので、これ以上いのししが繁殖すると泣き言が増えそうです。
柏原のYさんへ
私は子供の頃、猟師に追われて逃げるいのししが至近距離の道路を走り去る事に遭遇した経験を持っておりますが、そりゃ凄い迫力でした。
剥製のいのししですが・・・
それは兎も角、田さん達は多いときで年間100頭のいのししを仕留める名ハンタ-達のようであり、かつ兵庫県下全域の狩猟許可を貰っているらしいので、沢山の情報をお持ちのようです。
Yさんのいのししに関する興味?