今回フルム-ンの旅の”体験旅行”として選んだ最終コ-スは、はと”バスに乗ってみる”でした。
電子辞書ウイキペディアから借用・・・ごめんなさい
東京駅丸の内側の集合場所には次々に発車する、各方面行きのはとバスが入り、待合室には沢山の観光客でにぎわっておりました。
数十年東京・関東に住んでいたことのある私でも、この地点からはとバスに乗るのは初めての体験でした。
4月26日(月) 晴れ 日中は暖かく、夕方から急速に気温が低下して関西へ帰る新幹線
に乗る頃には気温も14,5度まで下がって寒かった。
最後の最後まで気温と天候に左右された旅だった。
はとバス観光が人気がある事をかねがねきいていたので、角館・弘前。五所川原から東京まで戻ったら、はとバス観光に乗ってみようと言う事は割合簡単に決まりました。
さて、その行き先として都内のコ-スも魅力的な所が多いのでその点はかなり迷いました
最後は;私が人生の大半、関東にいながら意外にも横浜の中心街、特に中華街などへは足を踏み入れたことが無かったのでその見物希望を家内に伝えたら、家内も受けれてくれての決めでした。
寅さんの居た柴又や浅草など魅力的なコ-スが一杯有りますからね。東京は;
はとバスそのものはこれまでに乗ったことはありましたが経験が少ないので知っていると言うのには程遠いありさまで、今回2階建てのはとバスに乗って見ましたら意外にも座席間が狭く感じました。
家内のように足腰に痛みのある者にとっては、いささか窮屈な座り方でした。
幸いにもバス観光の間、ずっと晴天で気温も普通だったので、その点有り難かった。
また、参加者が多少少なかったので、指定席でなく後方で一人掛けにさせてもらったのでずっと楽になったようです。
1. ランドマ-クタワ-ビルへ登っての横浜ベイエリアの観光
正確な事は聞き損ねたが、ランドマ-クタワ-ビルの最上階の観光は日本一高い?
とかで、主として横浜ベイエリアを眺めました。
テレビで御馴染みの横浜国際駅伝競走やマラソン等に利用されて来た横浜赤レンガ
倉庫など一望のもと眺める事ができました。
2. 中華街の観光と中華バイキングお昼飯
あくまでもはとバスの駐停車した場所からの中華街への入り方での話ですが;
パンフレットで知った事ですが地久門と名づけられている中華街入り口の左横に
最初の訪問先の”重慶飯店別館”がありました。
この中華街の中に本店、新館、別館と3店有る中の一つでこの街でも大きい方の店
らしい。
重慶飯店別館の入り口-右側にいた獅子・・・右足の下に子犬がいる。
子犬は裏返っている姿・・・親にじゃれている表現と聞きましたが未確認です。
重慶飯店別館の入り口左側の獅子・・・左足の下に玉に半球(のように見える)があ
る。
玉は宝珠につながっていて幸運の印だと中国では重視する傾向があるそうだ。
どこへ行っても獅子・狛犬の写真を取りたがる私の前にいきなり獅子の姿が見えた
ので、早速お昼飯の前にこの獅子の写真を撮影して、”お宝発見に心境”だった。
この後、昼食後、中華街を半分見て廻る際に数多くのししに遭遇して(@_@)、びっく
りする事になるとはおもってもおりませんでしたが、ご先祖様が大切に護ってきた幸
運の印を大切に護る気風が色濃く残っている事を知りました。
もう一つ、日本の狛犬と中国の獅子の違いは、日本の狛犬が仏教の影響であの
お寺の山門にいる仁王さんの口元「阿吽」の形式をそのまま踏襲していて向かって
右側は阿吽の阿形で、口を開いているのに対して左側のは、阿吽の吽で口を真一
文字に閉じている
それに対して、この中華街の獅子は全て両方とも口を開けております。
関帝廟に参詣
中国にも沢山の神様・仏様があると思いますが、日本で私が伺い知る事ができるの
は、 この関帝廟と今回はそこまで足を伸ばす事ができなかった『横浜媽租廟』よこは
ままそびょうの二つだと思います。
大変立派な関帝廟、参詣者が多くて信仰も深いものがあると思われました。
2006年に長崎の中華街で見た媽祖の説明書き
詳しい事は分りかねますが、中国を離れて異国に住む中国に方々にとってとても
大 切な神様らしい。
今度、神戸の中華街へ出かけたらこの街の神様について聞いて見たい。
横浜中華街の様子
地久門から入って関帝廟の前を通り、媽祖廟に有る方向へ進み、いい加減な所で、
左に曲がって歩いていたのがこの写真の通りです。
街の様子-その2
赤い店構えに赤い色のし商品群 そこへ溶け込みながら品定めをする家人
かなり大きなこの中華街について様子が分らないので、あとは許された時間の中で
っ左右の店を覘く家内と沢山ある中華料理店の店先には必ず獅子が2頭、対になっ
て鎮座しているのを眺め、写真を撮影しながら元のバス停車馬へ戻った観光でし
た。
朝陽門など反対側から入ったら又別の顔を持っていると思いますが、やはり伝統
を重んずる中国人に雰囲気は今回の観光でも感ずる事ができましたし、獅子の撮
影と関帝廟参詣でかなり理解が進んだと思いました。
3. 八景島シ-パラダイス観光・・・3つの水族館とアトラクションが売り
物とか
この八景島シ-パラダイスのことは全く様子が分りませんが、3つ有る水族館の中
でイルかのショ-などを楽しみながら時間を過ごしました。
この観光で今回の旅行の全てが無事に終りました。
最後に本当に感動した出来事に出会い、このフルム-ン体験の旅が大変思いで深いものとなりました。
はとバスが東京駅丸の内側の所定の場所を離れると、型どおりバスガイドさんが案内を開始、昭和63年頃関東での勤務を終えて関西での勤務について以来関東の言葉の歯切れのよさみたいなものにあまり長く接していなかったので、このバスガイドさんが張り切って語りかける言葉を、そんな歯切れのよさ・・・みたいな受け止め方で聞いておりました。
進むに従って、ひょっとしたらこのバスガイドさんは新人かもしれない、なり緊張されているなと思うことでしたが、さいしょの観光先”横浜ベイエリアのランドマ-クタワ-”見物後、所定の集合時間になっても3人の方が帰ってこない、この思いがけない出来事で新人さんは極度の緊張を強いられた事でしょうね。
バスの1階でしゃべり、2階で聞いている関係図ですが、その先の案内を聞いているとどうやらメモ帳などを調べ、閻魔帳をひもどいているらしい事がとうかがわれる節があって大汗であったとおもわれました。
帰りのバスの中で、決めれれているのでしょう横浜を紹介する歌として、いしだあゆみさんでしたか、ブル-ライト横浜?ともう1曲、最後に東京のバスガイドさんの歌を歌って旅の無聊を慰めてくれました。
ベテランバスガイドさんからは決して聞けない歌い方・・・
最初に感じた歯切れの良い言葉から、一所懸命の途中の説明の仕方、最後の歌、もうこの辺にきたら誰もが彼女の気持ちが伝わって感動の極み
歌の度に拍手、拍手、それぞれが入社した頃のうぶな自分、大人になってこのバスに乗って思い返してみた人生、いろいろな感じ方があったでしょうね。
東京駅丸の内でバスを降りてみたら、運転士さんと並んで立っている彼女が泣いているではないですか。
私も再び感動しました。
こんなバスツア-は初めて!
こんなこともあるんですね、バスガイドさんに感動するなんて。