三田のいのしし　見て歩き日記

5月21日（金）　晴れ

待望の狛犬さんに出会えるとあって、三田市からの山下りだっていそいその心境でした。

菅原神社；
南海電車の堺駅を降りて、さらに阪堺線の大小路駅を越えてあるいて行くと左側にありました。
3つある神社とお稲荷さんを一つの塀で囲った形式の境内でした。

その狛犬は菅原神社の前に可愛らしく鎮座しておられました。
太陽光線が真上に近くて、写真写りとしてその可愛らしさみたいなものが、きちんと出ていないきらいがありますが、

　短足型狛犬
　　 1-1　向かって右　たれ耳
　　　　　　
           足、左足にひも状の物が巻かれている。

　　　　　1-2　向かって左　たれ耳　角なし
　　　　　　
　　　　　　この狛犬も前足にひも状の物が巻かれております。
　　　　　　菅原神社のHPのご紹介によりますと、この狛犬さんに綱を巻くのは、
　　　　　　（1）　そうすると浮気が封じられる効果あり。
　　　　　　（2）　ひいては水商売で、お客方のお店へ移動しないから
　　　　　　 曽我原神社へ直接そんな虫のいいお願いをするのは気が引けるが、狛犬さん
            だったら許される･･･そんな信者の心境から出た愛すべき行動でしょうね。
　　　　　　1-3
　　　　　　 狛犬の尻尾
　　　　　　
　　　　　　 狛犬の尻尾　形状が100匹100様で、時代その他でいろいろ流行･変化たあ
            るらしい。
狛犬は同型に見えていろいろ違いがあります。

この菅原神社へ来る途中で南海電車の窓から大きな面積を持った神社がありました。
住吉大社だと分かった事、阪堺線に乗れば便利だと理解できましたので、この菅原神社での撮影の後。住吉大社へ参拝いたしましたが、電車を降りた所に大きな狛犬さんが見えていて、その迫力に驚かされました。

大胆な事を申し上げれば、この菅原神社の狛犬さんの如く小さくて、足も短い、可愛らしい狛犬さんも存在すれば、他方では大きな迫力満点の狛犬さんも存在して賑やかな感じですが、そこに様々な時代や経済的理由、或いは狛犬の生産地域などが加わって起きる流行なども織り交じって、様々な狛犬が入り混じり存在して来たと言えそうです。、

名著　日本全国獅子・狛犬ものがたり　20ペ－ジ
短足型‐関西型
前足が太く短く、尾がピンと立った子犬のようなイメ－ジです。
顔つきも猛獣のいかめしさより、かわいらしく親しみやすい印象が強いのが特徴です。
関西方面に多く、素朴な体形の狛犬です
著者・・・上杉千郷氏

右も左のたれ耳ですからより可愛いかもしれません。（私）

ともかくこの方面にお出かけの方は一度お立ち寄り下さい。