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テーマ:こま犬との出会いを楽しむ(47)
カテゴリ:観光・旅行
2月2日(水)の事として、西山の「熊野神社」の狛犬とその足元にある毬(阿形の場合)、 子犬(吽形の場合)について、写真と拙文でご紹介させて頂きました。 昨年来、再びカメラを持って神社を巡るうちに、ふと拝殿の軒下にみられる動物の彫刻 が目に付くようになりました。 1. 象と思われるもの 建築技法的には【木鼻】と呼ばれているらしい彫り物の1種で 象鼻、獏鼻などいろいろな動物の彫り物がある中でこの象鼻と獏鼻は検索史料を 目が痛むくらい眺めても見分けができませんでした。 しいて言えば、この熊野神社の彫り物は、「象鼻」だと思われます。 2. 何かわからないが動物 (これも木鼻と呼ばれる彫り物らしい)の彫り物 木鼻と呼ばれる彫り物でも奥が深すぎて、ここで説明できる知識が在りませんが、 「木鼻」と呼ばれる建築技法が古代からあって、様々な神社・仏閣にその姿を見られる ことを知っただけでも有難いことです。 3. 木鼻と呼ばれる建築技法について、専門的なことは述べる知識もありませんが 柱の上にある出っ張りを素地のまま置かないで、いろいろ彫り物する・・・ そんな感じでした。 動物の場合、その口が阿吽の形になっているところは仁王さんや狛犬と同じで 驚きました。 閑話休題
三田市貴志 御霊神社 大原 大歳神社 西山 熊野神社 天神 三田天満神社 今回のブログでのご紹介は: インタ-ネット検索で学んだ範囲で、この象鼻のレベルがどの程度か、また、歴史的な 意味もわかりませんが、仏教の上で普賢菩薩がまたがっているおめでたい動物である ところから、日本の神社・仏閣の中で数多く採用されていると推測しております。 ★ その彫刻を見ても何かわからないが、動物と思われる彫刻 熊野神社の動物?の彫り物 残念ながらこの動物の名前が分かりませんが、いずれにしても、「木鼻」は神社の 正面の柱の上、その横などに出ている部分を彫刻して飾っているらしくて、2個が 一対となり、象鼻、獏鼻、など様々な物が取り付けられているらしい。
妻に象と思われる写真を見せても、牙が短いためか、いのしし?などと言いはるので こちらも自信をなくして、インタネット検索に頼ることに決めました。 ★ 検索の結果 →神社彫刻にある動物の種類は次の通りです 海蛇、鶏、鼠、鳩、牛、猿、亀、蛙、蛇、兎、ムカデ、鹿、獅子、烏、狼、狐、蜂、犬 など 彫刻の姿、形などは一口では語れないような広がりがあるようです。 ムカデがどうして??? → きっと豊かな物語が拝啓にあるのでしょうね。 熊野神社など今回巡回できた神社の彫り物としては、主として象あるいは獏 が中心ですが、仔細に観察を続けていくとこの三田市の神社も数多くの動物 の彫り物が存在するものと思われます。 ★ 私個人としては、狛犬だけでも追い切れないので、神社・仏閣のほりものについては この三田市で訪問の機会がある神社・仏閣の彫刻を眺めながら考えることのして 出先で素晴らしい彫刻に出合った場合は素直にたのしもうとおもっております。 ★ 木鼻の象鼻と非常によく似ている獏鼻の例 牙も長く、鼻も長いのでびっくりします。 この写真は西本彫刻所のHPからお借りいたしました。有難うございます。 さらに興味をお持ちの方はこのHPを開いてご覧願います。 http://www9.ocn.ne.jp/~choukoku/ また、沢山の神社彫刻に関して資料が豊富なHPとして http://www.eonet.ne.jp/~kotonara/tousyouguu.htm {東照宮} ご参考に願います。 ★ 留意点 ある検索によりますと、これらの数多い彫刻の主は、神様の介添えとして信仰者の 支えとなる物であって、神様そのものではない・・・とありました。
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