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カテゴリ:季節の話題
JR新神戸駅と孫姫のお出迎え JR新神戸駅 3月28日(月)朝 10時1分にJR新神戸駅に着く新幹線で姫路から孫娘が来るの で、神姫バスを乗り継いで神戸ヘやってきました。 新神戸駅でバスを降りて駅の広場から神戸の街を見て、(孫娘と会える楽しみは勿 論ですが)、いささか複雑な心境で出迎えまでの時間を過ごしました。 今、東日本大地震で国中が大変な時期ですが、1995年1月の阪神淡路大地震で このJR新三田駅界隈は勿論神戸の街の惨状は言葉にならない有様でした。 ☆ 私にとっては、毎週末三田市から神戸電鉄-地下鉄で神戸市に着いたのが このJR新神戸駅でした。 ☆ このJR新神戸駅は地震による災害で勿論停止中でしたが、かなりな高台にあ るこの駅横から 歩いて少し下り、やがて左折して御影町や芦屋市へ歩いて 行く起点だったんです。 今はこんな風景です。 海に向かって左側の街 海に向かって右側の街 今、車が激しく行きかう道路を歩いて下る所にある土手の風景や、御影に向かう 道路の両サイドに "今この穴から人を助けたんです"そんな感じの丸い穴が開 いたつぶれた家屋、家屋。救急車、消防車、水に濡れたホ-ス。 これからも忘れることはできないでしょうね。 それがこんなビルの街になって聳えているんです。 ☆ 新神戸駅の花 こちらが学校が春休みになって、親子連れ、祖父母と孫連れなど賑やかな人の 群れを見るにつけ新神戸駅が"春めいて"おりました。 花のコラ-ジュ 1階の軒下ではこれらの花が等間隔で満開でした。 ロビ-では、春休みを楽しむ家族が忙しく移動しており、春休みを実感しました。 ☆ 孫娘のちょっぴり冒険の旅 姫路発09:44 新幹線で新神戸まで17分ですが、一人で乗り物に乗るのは 初めての体験でした。 10歳 やはり緊張したみたいでした。 小さなお子さん方が一人旅を体験していた新幹線。 新神戸駅に入ってきた新幹線 私の孫の一人旅の他にも、姫路から名古屋まで小さな男の子が二人乗っていた と孫の話。 新幹線の中で緊張しているから注目していたんでしょうね。 やはり子供だけの旅行だとの事でした(姫路で孫を載せた私の娘が見た話) 事情は分かりませんが、長い旅で幼い子供たちと両親達はドキドキの数時間 を過ごしたと思います。でも、きっと後々いい思い出になることでしょう。 6号車の車両前に立った私を見て、孫娘がにっこり笑ったので、やっぱり緊張し ていたんだ。 そう感じました。 これから1週間、三田でじじばばと一緒の生活ですが、インフルエンザでの集団 休校などで我が家が1週間単位で預かった体験は本人も十分経験済みですが、 一人旅、しかも新幹線。 きっと何かが残る。そんな感じがします。 ☆ 帰りのバスの中で幼い日の私の一人旅の体験を話しました。 小学校の1年生でした。 小学校から1kmあるか無いかの所に母の里がありました。 その日、母の里の集落のお祭りで両親などが招かれており、私に "勉強が終わったらお出で" "近いから迎えにはいかないよ" 小学校の校門を出て歩いてみると、県道の先が緩く右回りで曲がっており 母の里が見えませんでした。 心細い。 昭和17年の事で途中で1人も出遭いませんでした。 とぼとぼ歩いて、四万十川の支流である小川に架かる橋を渡り、やっと着きま した。 母は10人兄弟の下から2番目、この里の家の主は母の兄と言うより御爺さんの 感じでしたが: "おお、ようきた、よう来た。えらいえらい"と抱きしめてくれた。 小川の上の家での出来事を、今この年(75歳)になってもはっきり覚えておりま す。 そこで、ついに感極まってわあわあ泣いたことでした。 本当にささやかなことでしたが、いつのまにか私の心の中では何かが残っていた んですね。 それから数十年たって、私の子供たちが中学生の頃、関西から高知県の四万 十町までそれぞれ一人旅をさせました。 ものすごく心細い時間を過ごしたことでしょうね。 そのことについて、"どうだった"なんて聞いたことは1度もありませんが、 なにか心に残っていることでしょうね。 ☆ この春休みに子供たちがいい経験が出来ることを願っております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月30日 17時05分57秒
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