三田のいのしし　見て歩き日記

女雛の王冠と持統天皇の王冠

今回の三田市段取りの「ひなめぐり in　三田」を楽しませていただきました。

これまで、その有様を綴ってきましたので、締めくくりとして、

　　　　　女雛の王冠
　　　
　　　まさかこれが持統天皇様をモデルにされたとは思いませんが、すごい！　

　　　について、関係者からお聞きしたヒントに基づき調べてみました。

小耳にはさんだ話　　　　　　持統天皇の頃は王冠を被っていたらしい。

ネット検索の結果：

1.　スケッチ　大塚早苗さんノスケッチをお借りいたしました
　　　　宝冠（王冠）が描かれております

2.　写真　明日香彼岸花祭り　パレ－ド
　　 　
　　　 推古天皇（女帝）時代の風俗でのパレ－ドらしい。　お借りした写真です。

　　　小芋さんの日記から「百人一首」の天智天皇と持統天皇の札　（例）
　　　
　　　戦前（第二次世界大戦（１９４１～1945））を挟んだ時代に作成された百人一首に
　　　収集された札から、例えば持統天皇の宝冠（王冠）の有り無しやその違いなどを
　　　記述されておりました。
　　　貴重だと感じました。

3.　お雛さまの飾りに関して、王冠を付けた女雛が何時頃から流行り、何時頃から
　　すたれたか。
　　 今回さまざまはHP、ブログを拝見しても十分には分かりません。
　　 しかしながら、様々な宝冠（王冠）があっただろうことは推定できます。
　　 同時にそれは王冠だけではなく、宮廷の女官さんにも宝冠があったと分かりました。

　　これは取材不足で不明ですが、雛飾りにおいてはある時から急速に減少して、よりシ
　　ンプルな姿に変化、今日に至っているそうだ。

こんなことに関心を持つのも楽しみの一つですので、今後もチャンスがあれば見てみたい

と思っております。 

女雛の宝冠（王冠）は、今回展示された雛飾りセットのいくつかで見られました。