人間ドック入りと神戸の神社で初めてご朱印帳に記帳してもらいました。
3月27日(火) : 約1年ぶりに人間ドック入りでした。
: 折角の機会を利用して生田神社と湊川神社を巡りました。
☆人間ドックの結果: 通称 1日ドック
中間報告としては年齢なりによく努力できたと評価されて点と
要精密検査ご指摘点が1,2 要努力がいくつかあったが、緊急に対応を必要
としている点が無かったところが、本人なりに評価できるところでした。
☆ 折角華やかなお宝が沢山ある神戸市に来れたので、妻と三宮で落ち合って、
早速:生田神社、湊川神社へ参詣するべく足を進めました。
妻の体は、大腿骨に故障があり運動不足・年齢などからくる体力劣化で、外
へ出ることがつらいので、それを打破するのにはきっかけが必要です。
例えば、この「ご朱印帳記帳」 期待感と喜びが痛さを紛らわせる可能性があ
ります。
かなり痛いときもあったようですが辛抱して歩いてくれました。
生田神社
外国の方々も大勢お見えでしたが、巫女さんの白い上着と赤い袴姿が境内や拝殿内にあり、鳥居や建物に見られる赤い色と相まって、明るい印象を参詣人に与えております。
生田神社の拝殿。
緑の森と朱色の柱、鳥居 大勢の人々を引き寄せます。
☆ 生田神社のご朱印
初めての記帳
今静かなブ-ムというか、ご朱印を記帳してもらうことが流行っているらしい。
我が家もちょっぴりトライ!
たとえ歩くことで足に痛みが走っても、出かけることで筋肉の回復ができれが
万々歳だ!
これが体の痛みを一緒に体験できない私の攻めての努力点であり、大阪や京
都など参詣したい先が沢山生まれたので良かった。
宮司さんへそんな感謝の気持ちを込めて、夫婦で「ここが朱印帳に記帳して頂
いた最初の神社です」
と御礼を申し上げました。
☆ 境内にある蛭子神社の狛犬さん。
ここには山崎朝雲先生の彫刻を元にされたブロンズの狛犬さんが1対と備前
焼の狛犬さんが拝殿前にあり、大変有名だと思われますが、東急ハンズ横か
ら入った参道の一の鳥居、その手前にある石製の狛犬も立派です。
しかし、ここではご本殿の左奥にあります蛭子神社の狛犬さんにご注目くださ
い。
狛犬一対 左、吽形には角があります。左狛犬、右は阿形で、獅子
現代において、我々はこの一対を狛犬として取り扱っております彫物も、昔は
獅子と狛犬と区分して意識されていたと聞いております。
写真右 獅子 口が開いている。(阿形) エジプトのスフィンクスなどが根源と
されております。
左 狛犬 口を閉じている。(吽形) 角がある。
尚、朝雲先生のブロンズの狛犬にも吽形は角があります。
つまり、この生田神社の狛犬達は、その古典的な姿を大切にした制作年代の
狛犬が見られる例の一つです。
もっと言えば、同一民族、同一言語の民と言っても、こと狛犬に関して言えば、
その姿かたちは実にさまざまであり、決して型にはめられてはおりません。
松江、尾道、大阪、岡崎などの石工が独特の文化をうみだしたらしい。
☆ 赤い(朱色)大鳥居
奥に見える門や拝殿と直線でつながっております。
生田の森という言葉があるように、ここの神社は大きな森に囲まれております
が、参道にあるこの大鳥居も誠に堂々としていて、神様もこの大鳥居が気に
入っていることでしょう。
湊川神社は、地下鉄で大倉山で降りて、歩きました。
実は、JRとか阪神・山陽などいくつかの電車による交通があるらしいのです。
三ノ宮への帰り道、高速鉄道とかの案内があり、そちらへ向かってあるきました。
地下の駅で、まるで漫才的な騒ぎの末、高速神戸とかの切符で、阪神電車に乗っ
たつもりでしたが、入線した電車が阪急電車(相互乗り入れでした)でしたの、
阪急三ノ宮で降りる始末で、駅員の力も借りてバタバタしました。
<閑話休題>
湊川神社
そもそも湊川神社の御祭神は誰か、妻と二人地下鉄大倉山の駅で降りた結果、長々と歩きましたが
その途中で道案内をして下さった方も楠正成公の神社と湊川神社は別だと思うとごあんないして下さいました。
実際は、湊川神社こそ、楠正成公が御祭神の神社であります。
大きくて立派な神社で境内も広いのですが、生田神社の赤を基調とした派手な色の佇まいとは大きく異なり派手さを避けた造りで統一されているように感じました。
湊川神社の建物
朱色に生える生田神社とはずいぶん違います。
☆ 湊川神社の御朱印
2番目の御朱印
有難い話です。
☆ ブロンズ像の狛犬さん
山崎朝雲先生(慶応三年1867~1954年)彫刻が元。
朝雲謹作と台座に刻印されておりました。
同様に、生田神社にも拝殿前に朝雲先生の狛犬一対がありまして雄渾な姿で
神域を守っておりますが、湊川神社の朝雲先生の作品と同形か似ているかも
しれません。
☆ 備前焼の狛犬さん
湊川神社: 吽形の狛犬
この吽形には角がありません。
これも生田神社の備前焼の狛犬と同形かもしれませんが、わかりません。
型を使って製作されるはずですので、そんなにたくさんの異形は出来ないとみて
おりますが・・・。
広い神域で、妻も吃驚しておりましたが、室町幕府の成立と対抗したり、南朝を支援したりの奮闘の末確かこの地で戦死された楠正成公を御祭神のだれている雰囲気は、正門にも表れておりました。
兎も角、ひそかに大ブ-ムが起きているとされております御朱印帳への記帳を頂くことができて,
今日、第一歩を踏み出しました。
これから国内を旅する時に、妻は御朱印帳を常に携帯して出かけることになりそうです。