カタクリの花 一つの満足と一つの残念
周遊バスで足羽山に登り、ここで一時下車をした際、地元の観光ボランティアと思われる方が問わず語りに、デジタルカメラを見せてくれて、(近くの山際を指さして、そこで写したと) カタクリの花が満開だよと知らせてくれた。
私は、花の写真撮影もお好みの一つだから、その一言で思わず足が向きかけたが、この日は断念。
都合で2回目の足羽山への周遊バスのお出かけが実現したので、妻には足羽神社と枝垂桜を観光してもらって
私はカタクリの花のある急坂を目指した。
私が撮影できたカタクリの花の例
足羽山は、あまり高度のない山らしいが、この小道にあるところは、結構恐ろしいような崖になっていてうっかり手を放すとしたの平地まで転げ落ちそうだった。
その小道のあちこちには信じられないほどカタクリに花が咲いていた。
もうもう大満足だ! ビックリしました。
カタクリの花にこんな機会に遭遇できるなんて信じられない思いだった。
しかし、家に帰っていろいろ調べているうちにだんだん自信がなくなった。
パンフレットなどにて見ることのできるカタクリの花は花弁が半分は反転していて、花の色も赤だった。
また、おっちょこちょいで、カタクリの花だと早とちりの失敗かとがっかりした。
数十枚も崖の途中で、ところによっては片手は木の根っこ、片手はデジカメ...なんて離れ業の撮影までしたのに!
しかしご安心あれ!
私が撮影したのは、カタクリの花の咲き初めでした。
よくは分かりませんが、あと数日したら一斉に反転したカタクリらしい花の姿になったことでしょうね。
ひとつの満足とはともかくカタクリの花の写真を間違いなく写せたこと、残念だったことは、花弁の反転した花の一斉に咲いていた姿の写真が写せなかったことです。
そこでパソコンで反転した花を探しました。
ネット検索にて見つけたカタクリの花 満開の花?
ウイキペディアからお借りしました。有難うございます。
どうやら先は初めてしばらくするとこんな形に花弁が反転するみたいです。
ネット検索をしますと、大変沢山の花が紹介されております。
また、どうやら北陸はカタクリの花が大変多いようですね。
福井では、カタクリの花観光ツア-のパンフレットもありましたね。
そのうえ、万葉歌人の大伴家持が国司として任地の富山で詠んだ和歌が、富山県
高岡市のJR駅前にその銅像とともに掲げられていたように思います。
ついでにネット検索で確かめました。
その和歌:
もののふの やそおとめらが(八十乙女) 汲みまどう
寺井の上の かたかご(堅香子)の花
このかたかごがカタクリで、高岡の名物でもあるとか。
この万葉和歌の有名さとカタクリが印象的です。