アカツメグサの花
このように葉っぱの直ぐ上に花が付くのが赤詰草の特徴だそうです。
5月20日(日)
マックスバリュ-へ買い物に出かけた。
予感があったわけではないが、たいがい何処かへ出かけると、知らない花、珍しい木に出合うこの頃だから、カメラは常備です。
今日は、しばらくは普段見慣れた草木で、マッ、こんなものかと思いながら自転車を走らせた。
ただ、途中「大原荘園町」という中世を思いださせる名前が残っている町の小公園の土手に「オオキンケイ菊」の花が一輪さいていたので
いよいよ今年もオオキンケイ菊の時間がやってきたな
そんなことを思いながら、やがてやってきたのが三田市の消防署付近だ。
そこのこの「あかつめぐさ」の花が咲いていた。
咲いているのは武庫川の両岸や田んぼの縁などどこでもそうだから、そのまま通り過ぎてしまうが、
自転車を進めるに従って沢山咲いていたこと。
その1輪1輪がなかなか綺麗だったので写真を写す気になった。
ここは吉川方面から武庫川へ2本の小川流れ込ませている、そのうちの1本の小川の岸に当たり、その斜面へ
帯になって花が群がっていた。
私の勝手な想像ですが、種が茎から離れるころ風が吉川方面から武庫川本流へ向かって吹いたため帯になって
アカツメグサの群落となったのではないか。
不確かな話ですが、この写真の左側が川上であり川に沿って吹く風で
土手沿いに種が飛んだかもしれませんね。
川沿いの現生の例
武庫川でも此処だけではなくて、JR新三田の前あたりでも、野生の菜の花やオオキンケイ菊、あるいは百合の花など
季節季節でこのように風の影響で生まれた花の群落にしばしば出会いますね。今年は「ウマノアシガタ」の花も、この武庫川の川岸で初めて意識しました。
余談が長くなりすぎましたが、この赤詰草の花もこんなに沢山まとまって咲いたので印象に残ることになりました。
アカツメグサ(赤詰草、紫詰草)とは:
1. 科 名 豆科シャジクソウ属
2. 学 名 Trifolium pratonse
3. 花 期 5月~10月
4. 原産地 ヨ-ロッパ
5. 特 徴 (1) 花はクロ-バ-(白)そっくりだが色がピンク
(2) 葉っぱのすぐ上に花が咲く。
6. 似てる 白詰草、蓮華草
7. 仲 間 赤詰草、白詰草、つぶ詰草、赤葉詰草