第7回 No.31~No.35
No.31 ムラサキツメクサ(紫詰草)(アカツメグサ) 帰化植物
小さな一つ一つの花の先端で、更に開花?が見られます。
どちらかと言うと「アカツメグサ」の名前が馴染みがあると思う。
私のウオ-キング道路の一つである三田市立消防署横の深田川沿いの道で、いわゆるクロ-バ-の1種であるムラサキツメクサを急に意識したのが初めであった。
ムラサキツメクサ、白詰草、クスダマツメクサ、コメツブツメクサなど合計9種類もあった
関東でこの方面の造詣の深い「しろうと自然科学者」さんからの情報だった。
殆ど黒に近い濃緑色のツメクサもあり、驚かされました。
ムラサキツメクサ(紫詰草)とは:
1. 科 名 マメ科シャジクソウ属
2. 学 名 Trifolium pratonse L.
3 別 名 アカツメグサ(赤詰草)
3. 花 期 5月~10月(11月も咲いている)
4. 原産地 ヨ-ロッパ
5. 特 徴 白花との見分けは、葉っぱのすぐ上に花が咲く。
6. 似てる シロツメグサ、レンゲソウ
No.32 シロツメグサ(白詰草)帰化植物
クロ-バと一般的に言えばこの白詰草だ。
No.31で、赤詰草と白詰草の識別ポイントは、白詰草は長い茎があってその先に花が咲くとあったが、この写真とNo.31赤詰草を見て頂ければすぐにご理解願えることでしょう。
シロツメグサ(白詰草)とは:
1. 科 名 マメ科シャジクソウ属
2. 学 名 Trifolium repens L.
3. 別 名 一般にクロ-バと呼ばれている。
4. 原産地 ヨ-ロッパ、アイルランの国の花
5. 花 期 春~秋
6. 特 徴 葉が丸いが、赤詰草は先が尖っている
※ ツメクサは、江戸時代オランダから日本へ輸出されたガラス製品の緩衝材
として詰められたことから、ツメクサの名前が定着したらしい。
No.33 クスダマツメクサ 帰化植物
ツメクサ類について、「しろうと自然科学者」さんのブログにて9種類もあるとの情報
に接してから、武庫川の堤防をウオ-キングしながら、草むらを注視する行為が一段と強くなってきた。
クスダマツメクサの開花後の花穂の状態
開花時に空を向いていた花穂がその後、下を向いて残るのが特色
クスダマツメクサとは:
1. 科 名 マメ科シャジクソウ属
2. 学 名 Torifolium campestre Schreb
3. 別 名 ホップツメクサ
4. 原産地 西アジアからアフリカにかけての原産
5. 花 期 6月から8月
6. 草 丈
7. 特 徴 花が咲いた後、下を向き、花穂によく似た形のまま褐色に変化し果実
が出来る
8. 環 境
No.34 コメツブツメクサ 帰化植物
花が咲いた後の花穂の状態
今回取り上げた4品は、主に武庫川の雑草、野草の中にあり、ムラサキツメクサ
(アカツメグサ)、白詰草を除くとその幹も花も小さくて今回のような形で取り上げて観察しない限り誰も知らない。
そういっても100%間違いがないくらい雑草の中にうもれている草です。
明治後期の渡来し、日本各地で繁殖、類似品に「コメツブウマゴヤシ」がある。
どちらも牧草として有用。
コメツブツメクサとは:
1. 科 名 マメ科シャジクソウ属
2. 学 名 Trifolium dubium Sibth
3. 別 名 コゴメツメクサ
4. 原産地 ヨ-ロッパから西アジアへかけて。
5. 花 期 5月~8月
6. 草 丈 20~40cm
7. 環 境 道端、荒地
No.35 コメツブウマゴヤシ 帰化植物
この花は、今年市内で出合う事がありませんでした。
来年、市内を巡り出合いたいと思い、ウイキペディアさんからご提供頂きまして、
ここに2枚の写真を掲載させて頂きました。
コメツブウマゴヤシの花
この花は、今年はであっておりませんが、各種のツメクサと並んで話題になるので、写真をおかりして載せました。
確か芦屋の方のHPにこれらのツメクサの観察結果が出ていたときおくしておりますのできっと三田市内にも普及していると思われます。
クスダマツメクサとコメツブツメクサは同属であり、コメツブウマゴヤシは属が違いますが、やはり野原での比較の対象になるらしくて、様々な資料がネット検索で調べられます。
その中でも、この3者の違いは、花が咲いた後の状態が分かりやすそうです。
特にこのコメツブウマゴヤシは、花柄の先端に2cmほどの長さに30~60個の種
付けるので区別しやすいとされておりました。
来年はこれらのツメクサについても春先から、よく観察して楽しみたいものです。
コメツブウマゴヤシとは:
1. 科 名 マメ科ウマゴヤシ属 1年草または越年草
2. 学 名 Mediargo lupulina L.
3. 別 名 米粒馬肥
4. 原産地 ヨ-ロッパ
5. 花 期 5月~7月
6. 草 丈 30~40cm
7. 環 境 野原、道端