No.76~80
No.76 サギソウ
この花は、市内では園芸品だと思いますが、篠山市や姫路市などでは野草として大事にされているお花だと思います。
私は、杉が丘のとあるご家庭の珍重品を鑑賞させてもらいました。
2012-08-22撮影
野原に生えているサギソウはこんな感じではないかもしれませんが、
ともかく綺麗です。
2012-08-20撮影
姫路市では、サギソウをマンホ-ル蓋にデザインして姫路城の前の道路にはめてました。
サギソウとは:
1. 科 名 ラン科ミズトンボ属
2. 学 名
3. 別 名 鷺草 サギラン
4. 原 産 日本、台湾、朝鮮半島
5. 花 期 7月~8月
6. 特 徴
7. 環 境 湿地、
No.77 ウキアゼナ 帰化植物
川除の散歩コ-スにある田んぼで、耕運機などの導入口に当たる坂道を水際へ
降りたところで出合いました。
ウキアゼナ
葉にこんな縞模様が入っております。
その後、この田んぼの続きの田で道路沿いに大量に発生しているのを見つけました。熱帯魚用の水草として輸入されたのが大本としても、この辺りの田んぼへ流行した理由といては何か原因であろうか。
ウキアゼナとは
1. 科 名 ゴマノハグサ科
2. 学 名 Bacopa rotundifolia wettst
3. 別 名
4. 原 産 北アメリカ
5. 花 期 秋
6. 特 徴 熱帯魚用の水草として輸入したものが逸出したかもしれない由。
7. 環 境 水路、水田、イグサ田、水をはった休耕田
8. 仲 間 オトメアゼナ(倒卵状楕円形の葉、葉脈が目立たない)
No.78 キツネノカミソリ
昨年、青野川の土手で田んぼに近い場所で出合いましたが、今年は武庫川の土手で数か所見つかりました。種のある株もあるかに観察しましたが3倍体として種なしが、本来の姿らしいのでその地点の株の増え方も平成25年の楽しみです。
2012-09-09 撮影
キツネノカミソリ群生
2012-09-09撮影
ヒガンバナ科ヒガンバナ属の仲間ですが、この花は専門的用語で3倍体と言わ
れており、種が無くて、鱗茎で増えるとされている。
ユリの花で、球根を掘り上げるとこれが鱗茎かと思われる物にであいますが
市内の至る所でこのキツネノカミソリを見る度に、どうしたらこんなに増殖
するのか不思議です。
農業などで、玉葱、ユリ、ニンニク、チュ-リップは球根と呼ぶが、別の言
葉で鱗茎だそうです。そこに栄養をためる。
キツネノカミソリとは:
1. 科 名 ヒガンバナ科ヒガンバナ属 多年草
2. 学 名
3. 別 名 ハナドキニハミズハドキニハナミズ
4. 原 産 アジア
5. 花 期 8月~10月
6. 特 徴 有毒植物
7. 仲 間 オオキツネノカミソリ(雄しべが花弁から大きく突き出ているそうだ)
No.79 ノブドウ
ブドウの名前がついているが、毒があり食べられない。
実が熟れると綺麗です
ノブドウらしい姿
2012-08-31 撮影
キレハノブドウ 同じ場所で見つかりました。
2012-08-31 撮影
葉がブドウの葉に似たものと深く切れ込んだ葉のタイプと二つあり、国道176
号線の路肩にある排水溝の中から揃って姿が表れているのに驚きました。
市内に至る所で見られます。
ノブドウとは:
1. 科 名 ブドウ科ノブドウ属
2. 学 名
3. 別 名 ヘビブドウ、ザトウエビ
4. 原 産
5. 花 期 7月~8月
6. 特 徴
7. 仲 間 ヤマブドウ、エビヅル・・・いずれも食べられる。
No.80 ヤブガラシ
つる草であり、一度繁殖すると藪でも枯らしてしまうくらい勢力が強いとしてこの名前があるとか。
ともかく市内の至る所でのさばっております。
2012-08-25 撮影
塀に絡む藪がらし
2012-08-31撮影
ヤブガラシとは:
1. 科 名 ブドウ科ヤブガラシ属
2. 学 名
3. 別 名 ビンボウカズラ (可哀そうな名前)
4. 原 産 日本、アジア
5. 花 期 6月~8月
6. 特 徴 貧乏くさい場所でも育つので別名がそうなった。
7. 環 境 山野、藪、荒地