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三田のいのしし 見て歩き日記

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2012年12月20日
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カテゴリ:観光・旅行

タイトル480
特別編 No.101 イボクサの花

No.101 イボクサの花
この1年間、三田の武庫川縁、川除の田んぼ道を毎朝のように歩き続けたのは、

極論すればこの花に出合いたかったからです。

9月29日についに出合いました。

9月29日のイボクサ

 

沢山写真を撮り続けての写真: 
イボクサの花-2 横480
2012-10-12 撮影

春先に田んぼに水がはられ、苗が植えられてグングン伸びだしたころ、水の中から

様々な水草の芽が出てきます。

イボクサの茎もすぐにわかった。子供の頃からのお馴染みさんだから。

どの田にもあって、少々農薬による駆除があっても必ずこの神秘的と言ってもよい

花の咲くのを目にできると確信してかなり安心しました。

その前に。そもそもこの花との出合いは二つあって:

1. 朝日新聞の囲み記事で、ご夫婦による文章とスケッチで白黒の写真が紹介され
 
   た昨年10月頃で、実物には出合えなかったこと。

2. カラ-の写真でイボクサの素晴らしい花に出合って、非常に驚いたこと。
  

それ以来、今回の開花まで待ちに待った時間の長かったこと。1年待ちました。

お花を斜めに見て; 10月12日の写真
イボクサ 斜めの写真

9月29日に川除の田んぼで開花を確認してから写真をたくさん撮った。

春先から9月29日までの半年、お陰様で、アメリカコナギ、コナギ、アメリアウキア

ゼナ、アメリカタカサブロウ、クサネム、サナエタデ、コテングクワガタ、セリの花など

の水の中あるいは湿地の野草に出合いました。

花と茎と葉
イボクサ 花と茎と葉
イボクサの葉はこんな葉で、やはりツユクサの仲間らしい。

生真面目に言えば、如何に田んぼの事を知らなかったか、いやと言うほど思い知ら

されました。

農家の方のお話では適度に農薬を散布されているそうですから、イボクサも何らか

の影響を受けている可能性がありますが、沢山写真を撮影してみても、対比できる

無農薬
のイボクサが無いから比較ができません。

今日現在は、これらの撮り貯めた写真を今年の最良のものと思い、楽しむ事にしま

した。

真上から見たイボクサの花。 10月9日 撮影
真上から見たイボクサの花
2012-10-09 撮影

すべて田んぼの中の写真ですが、道路際、岸の下であり、田の中へ入っても真ん中

へは行かなくて済みました。もっともこのころは稲刈りの後ですから見通しはいいん

ですが。

すぐ無くなるので観察には時間とも勝負のようです。


イボクサとは;
1. 科 名  ツユクサ科イボクサ属
2. 学 名  Murdannia Keisak
3. 別 名   イボトリグサ、疣草、
4. 原産地 日本、中国、朝鮮半島、台湾など
5. 花 期  9月(下旬)~10月
6. 特 徴






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最終更新日  2012年12月20日 21時15分15秒
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