|
テーマ:暮らしを楽しむ(388262)
カテゴリ:観光・旅行
神戸・南京町の獅子像について:
概略この獅子像に似た日本の狛犬さんも全国で多数見られます。 この三田市内にもあります。 1. 中近東のライオンが元祖 2. 仏教でも早くから仏様の左右にライオンがいる図がみられる 3. インドを経由してもたらされたライオンと中国古来の神獣像が重なり 獅子像が形成されたらしい。 4. 阿吽の内、阿形、つまり両方とも口が開いているのが特徴の一つ 5. 子取り獅子(阿蔵)と玉取り獅子(阿像)と呼ぶ 6. すっきり分かりませんが、中国の場合雄獅子の毬は毛が絡み合ったもので、 雌獅子の子犬がそれによって生まれるとする考え方から来ている。 しかしその口元は両方とも開いていて,阿-阿型がほとんどとされている。
1. 唐の時代に中国に留学された僧侶によって中国の獅子像がもたらされ、宮廷から神社に にあって神域の守り役になった頃から石造になって行ったかもしれない。 2. 今日の阿吽の形式はその集大成であろう。例外的には阿-阿型もある。 日本の狛犬の例 阿像狛犬 2013.01.02 春日神社の例 吽像の狛犬 2013.01.02 春日神社 もともと中国の獅子像から阿像には角がないが、吽像には角があった。 それが今日ではほぼ全く見られないのが実情だ。 ◆ ◎ ☆ 横浜の南京街に見られる獅子像 その前に神戸・元町の南京町は中国の方々がこの神戸に定着する江戸末期に地元住人 だったので、狭い町に商いの店が密集した姿が特色のようです。 横浜・南京街の獅子像の例・・・店別に置かれている。 子取り獅子像 長崎の南京街で出合った獅子像の例 長崎を見物した時代は、仁王、狛犬像に関する興味がそんなに高くなかったので、 神戸や横浜ほど師子像に関する記憶が無い。 通常日本の狛犬の祖先は古代の朝鮮経由の者とされておりますが、これも沖縄の 獅子と同じように中国から直接移入された中国の石獅子そのものと考えられます。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年12月30日 07時00分00秒
コメント(0) | コメントを書く |