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三田のいのしし 見て歩き日記

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2016年08月29日
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カテゴリ:生き物の生態

8月24日(水)晴れ

兵庫中央病院のがけ下から立ち上がる「ヤマノイモの雌株の花」が果実をつけつつあるので
その経過を追いかけて、時々現地を訪問している。

丸いウチワに見える物が果実で、この花茎の先端に点々と見える物はヤマノイモの花。

ヤマノイモは雌雄異株で、雄と雌の株が違うので雌の株を探すのにだいぶ汗をかいた。

この果実が成熟するとその色は茶色(茶褐色?)になり、風に乗り飛んでいくらしい。

この日も順序から言って三田上野郵便局へ寄り、その足で逆戻りして「ヤマノイモ」の

その後の変化を観察する為現地へ廻る予定であったが、郵便局の中で窓口の方が私が

持っているカメラを見てご質問があり、話している内に近くに在る旧道の上野の辻の
道しるべに関して若干存じよりを離している内に
自分の気持ちの中に久しぶりに道しるべ

までウォ-キングしてみようとなった。結果として大収穫出合ったと思った。

3月頃、このブログでも取り上げたことがある上野の辻のこの道しるべ。

ヤマノイモなどつる性植物もこの山間の道のように草木が茂っていると観察できる楽しみも

あるのでキョロキョロ左右を見ながら歩いている内に三田ゴルフの従業員駐車場に出合った。

何か発見したいという気持ちがあるので、フェンス越しつる植物らしい野草が見えているこの
駐車場は見逃せない。

一歩一歩歩き乍らながめていると見慣れない木に出合った。葉が広がった木には花がいっぱい

咲いていた。

大きな蝶々が激しく飛び回りながら吸蜜を繰り返している。

         全く未知の木で、ネット検索では「ハマセンダン」らしいが、未確認です。
        

        何という木かなあ?と思案中乍ら、クロアゲハの激しい活動にあおっれて・・・

       
        この小さな花の集まりながら蝶々を呼び寄せる何かがある。密の美味しさと匂いだろう

        

        この時は2羽でしたが、たまらない魅力があって蜂なども含めて沢山集まるらしい。

        

        結果的に横から撮った。小さな花なので次から次へ移動するらしい。

        黒い羽のアゲハチョウにはこのほか「モンキアゲハ」などが居て、同じようにこの羽根の
        激しい動きから素人には見分けが難しいが、このアゲハは「クロアゲハ」だと思う


その横では、綺麗な模様の蝶々が似たような動作でせっせと吸蜜作業を行い、飛び上がり
別の花へ移動してはその繰り返しだった。バトルはありません。

          残念ながら羽根が何かによりだいぶ痛んでいた。

         

          羽の下の方も敗れているが、赤い模様がある事が武庫川での写真で分かる。

          このアオスジアゲハも川の縁などにできる干潟で塩分が多い場所に集まってくる習性があり

          偶然武庫川でオニユリやオオマツヨイグサの花を撮影中に出合い撮影した1枚です

    

           油断ならない目を光らし、羽根の先まで整ったアオスジアゲハ。2014.05.02

           塩をなめているらしい。

           アオスジアゲハの横顔

           

今回なんの予備知識もないまま2羽の蝶々に遭遇し、この未知の木の花が大好きであるらしい

ことはその吸蜜活動の熱心さで分かった。

            ハマセンダンらしい木の花

           
            成木になると15mを超すような巨木になるらしいが、ここのはせいぜい4,5mの木で

            若い。

            また、海岸ばたが多い「ハマセンダン」の木が山間部の三田で生えているかどうか

            これからが勉強です。

しつこいが、このクロアゲハとアオスジアゲハが激しく吸蜜する樹木は、その蜜が強く蝶々など

を呼び寄せるらしいことは素人でも理解が付くが、この木が何という名前でその成り立ちなど

まるで分っていない。

    8月26日、2回目の観察に出かけてその花をマクロで撮りながらインタ-ネットで

            推定した「ハマセンダン」であるかどうか観てきました。

           ハマセンダンの花・全体

           

         その一部をマクロで観た。

           

           ピンボケですがつぼみと葯の様子や葯の花粉がとれたらしい花も見える。

          これまで三田市内や近郊で「ハマセンダン」と呼ばれている樹木を見ていないので、その

          正否が不明ですが、かなり似ているように思う。

          今回はクロアゲハとミスジアゲハ  の2種類の蝶々の飛来観察例だけですから、この樹木

          が蝶々などの大好物の木であるかどうかもわからない。

          今後時々で掛けて、飛来する蝶々などの種類や数などを見てみたい。

インタ-ネット情報 : ハマセンダンとは;日本大百科全書(ニッポニカ)の解説より抜粋

       1. ミカン科の高木、高さ15mに達する。

       2. 樹皮は黒褐枚、色を帯び、樹肌は皮目が顕著である。

       3. 葉は対生し、奇数羽状複葉。

         小葉は7~11枚、楕円状披針形で長さ6~10cm

       4. 8~9月 散房花序を頂生し、白色の小花を密生する。

       5. 朔果は球形で径約1cm

       6. 常緑樹林内に生え、三重県以西の本州から沖縄、および中国に分布する。

       学名 Evodia  meliifolia  (Hance)Benth.

   蝶々などが集まりやすい樹木の名前 これもネット情報です。

     ウツギ、イボタ、センダン、カラスザンショウ、ハマセンダン(浜栴檀)

Θ ▲ 〇
 
25日には、庭に水まきをしていたらツマグロヒョウモンが2羽飛んで来て撮影を誘ってくれた。

      

       ヒラヒラ飛び回っていて静止しない。やっとミヤコワスレにとまりかけた時の1枚

       最後にミョウガの葉先に止まって動かなくなってしまった。

         

      この日はからからに干上がった我が家の庭へたっぷり水やをしようと思い、2度目の

      水まきを行った。

      この時ナミアゲハがモミジの枝にとまっているのだ見えたので、慌ててカメラを取りに

      部屋に戻ったが、結局逃げられてしまった。

      2014.8.29 庭のナンテンの枝にとまったナミアゲハ

      

       この蝶々も塩をなめる為、駐車場のコンクリ-トに降りてとまっていることを観察する

       機会が時々ある。この写真もその時の飛び上がりナンテンに来た1枚かもしれない。


      クロアゲハもしくはモンキアゲハも飛来。ツマグロヒョウモンは再度の飛来もあった。

23日のトンボや蝶々との出合。24日のクロアゲハとアオスジアゲハの観察、25日の様子など

を見るとこれらの生き物の一つの活動期に入ったのだろうと思った。

余談ながら、今回ネット検索している中でもホトトギスの葉に卵を産む「ルリタテハ」の産卵

を撮った写真にも出合っている。






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最終更新日  2016年08月29日 07時12分12秒
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