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三田のいのしし 見て歩き日記

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2017年01月22日
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カテゴリ:生き物の生態

平素ウォ-キングや「お出かけ」の際、溜池で野鳥に出合う機会はあるものの警戒心が旺盛な野鳥

なかなかその明細を理解できません。

1月10日(火)比較的近い場所から鳥の観察ができる福島大池へ向かった。餌付けがされている

鴨も居て1周2km近い岸の所々でごく傍で撮影できる鴨もいる可能性もある。

万歩計を付けて歩いてみたら10,000歩強の結果となった。7km余りらしい。

1. 鳥の観察に際して最初に出合うのが大木の頂近くにある大きな巣

  カラスの巣?     

       普通に見るとこうなる

       

        近 景

       

      やがて新芽が出て葉が茂ると観察不能になるが、昨年カラスがいるのを見ることが出来た。

      昨年合計6カ所でこの巣と似た巣を観察できた。

やがて見たくても見られない高木の鳥の巣を撮影したところで今年の野鳥の観察とウォ-キング
の気構えが整った感じ。
国立行政法人兵庫中央病院の構内を突っ切り、県道の「三輪-後川線」を左に曲がり、しばらく

歩く。

       三叉路になっていて、左に曲がると福島大池へ向かう道路の角から見た有馬富士。374m

     

    兵庫県の施設の庭越しに見た有馬富士。この地点が海抜でおおよそ200m、従って残り

      は約170m。

      この山の右後方に花山院上皇(元天皇)の墓地がある西国33札所の特別札所?

    花山院がある(地名 尼寺)。

    花山院上皇は「宝篋印塔」に葬られているらしいが、最近参拝できていないので、今年

      こそ参拝したい。そうすれば巡礼にもたくさん出会えることだろう。

  道路際のくぼ地に沢山茂っていた八つ手、その果実も多い。

     

      5月頃、黒い色をした実が沢山みられる事だろうが、この八つ手の株も小鳥が出したふんから

      育った株と思われる。

      典型的な「雄性先熟」の植物で、近くにある施設用語中央病院の中庭や崖の縁などにも沢山

      茂っている。

      ともかくこの通りの藪にはヤマノイモやアオキなど雌雄異株の植物も目立ち、野生の植物の

      観察の為のウォ-キングには最適な道路の一つであることは間違いない。

    
目指す観察地「福島大池」のある県立有馬富士公園の一画「あそびの王国」から見た有馬富士

      

      目的地に向けてなお歩き続けて居たら背後の上空からヘリコプタ-1機 飛来。

     

     1/640 絞り優先

   野鳥の飛び立つ時の撮影条件はこうかな・・・などと考えながらあるいているので

     とっさに撮影したものですが、ヘリコプタ-の羽が止まって映ったのはご愛敬というもの。


13:45 森に入る : いつもの道とは違う。

     福島大池は行基和尚が開いたとされているが、県立有馬富士公園の施設がある丘からはだいぶ

     窪地にあり、そこまでは様々な大木が茂っており県当局の手による植林や小鳥の糞による樹木

     などの芽生えもあって分厚い森になっている。

    

     スギやヒノキ、松といった針葉樹系統の木には出合わなかった。

   一歩踏み込み坂を下ると豊かな植相が見える。 その1例 オカメザサ

    

     移植したササか自然の物かは不明ですが、自然の物と思いたい。  

    その繁茂ぶり

   

    シダ

   

    シャシャブの株 詳しくは知りませんがこの辺には大変多い。実もなってました。

   

    シャシャブと言って赤くて丸い実を付ける。 

  

    道をさらに下ると曲がりくねった道の肩に岩が這っていた。その岩にべったりと張り付いて

    いた「つる性植物」が見えた。

   

    その一部は木の枝のように見えたが、全体としては枝から出る根っこにより岩にぴったりと

     貼り付いている 。

    

     人工的に移植したものか、はたまた自然の産物かわからない。これから調べます。

     赤い実のなる木が道路の左側、歩道の肩に育つが見事だった。

    

福島大池へ通う回数が増すにつれて、小さな野鳥との出合が増えた。

その出会いを通して思ったことは、森の豊かなイたたずまいがあって初めて沢山の小鳥の生息に

つながっている。

そこで、これまで何気なく撮影したこれらの植物を出来るだけ多くご紹介させてもらう気になった。

14:00

湖畔にたどり着いた。(森を通り抜けるのに15分、得る物がありました。)

1) この日出合ったカモ類

    ハシビロガモ(嘴広鴨)、ヒドリガモ(緋鳥鴨)、オナガガモ

        ハシビロガモの写真 1例

       

        太くて幅の広い嘴をこの写真では水面から上にあげている。割合珍しいと思う。

        ヒドリガモの写真  1例

          

     こんな人懐こい野鳥は初めてです。大好きになっている。
      「こーい、こ-い」とか、おいで、おいでと声をかけると寄ってくる。

        ティ-、ティ-などと鳴き声をまねたつもりでも、たくさん集まってくる

        餌を準備してないので、ある程度申しわけないというっ気持ちがわいてくるくらいだ。

 

2) 高木の上に作られた鳥の巣の小話

        有馬富士の山を背にして、左回りで歩いていて左にある湖水を眺めて進んでいると、前から

        来た男性が大きな声で叫んだ。

         「タカ、タカ」 (どうやら鷹のつもりらしい)

        こちらは湖面に目は行っているし、タカと言われても全く意味が分からいのでうろたえた。

        声をかけてきた男性もやっと声のかけ方が突飛だと気が付いたらしい。

        歩いている私から言えば右の後方、有馬冨士のやまの方向を指さして、

        あれはタカ(鷹)の巣ですか?

       ビックリして有馬富士の麓の方向をを眺めたら、高木の上に巣が二つあった。

       

       これまでの経験でも2つの巣の間はかなり空いている。

       言わば、縄張りのような間があるらしい。また、地面からは2,30mの高い木の上にある。

       鳥の巣-2

         

        湖畔から見た鳥の巣の景色

        

        一般に杉の木は平地に近い谷間などを好むらしい。この杉の木々も湖面に近い平地にある

        もので、なら、クヌギ、ケヤキなど落葉高木と思われる木々は平地から盛り上がった斜面

        にあるもので、そこに巣が掛けられてるらしい。

     普段、この辺を歩いていても私は湖畔のまわり方が左回りなのでこの手前の杉林すら見てい

       ないので、この上の稜線に鳥の巣が2つもあるのには驚いた。全く気が付かなかった。

     ともかくその男性としばし立ち話になった。

       そこで今までの体験から言って、この巣はカラスの可能性がありそうなことを伝えた。

       しかし、未確認なので「タカ」であってもおかしくないですねとも語った。

       県立有馬富士公園の管理事務所の一画にある休憩所には「タカ」の写真も展示されており

      この有馬富士の麓にその巣があっても不自然ではなさそうです。

      また、トンビもここからそんなに遠くない大原や貴志、川除などの田んぼの上を飛び回る

      のでこの森にその巣があるかもしれません。

      いずれにしても今後ネット検索などで調べてみたいが、ともかくいきなり「タカ」「タカ」

      と叫ぶのだったらその巣の方を指さすなどの動作が必要だろうと思った。
 

§ Δ 〇

次回にはハシビロガモとヒドリガモ、オナガガモの沢山写真を並べてご披露の予定です。






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最終更新日  2017年01月22日 06時52分45秒
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