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三田のいのしし 見て歩き日記

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2017年02月07日
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カテゴリ:生き物の生態

格言「心ここにあらざれば見れども見えず、聴けども聞こえず」
ふと

こんな格言を書く気になったが、ジョウビタキに雄鳥を大原で初めて見たのが2015年の春、

今年はメス鳥(福島大池への通路右斜面)を見て以来、至る所でジョウビタキの雌雄を見る。

ジョウビタキ・雄 : 2017.02.04

私と通りかかりの方が立ち話で小鳥について話し合っている目の前に来て興味津々のその顔?

警戒心が強そうでいて以外にも人懐こい?ジョウビタキ。

メス鳥 2017.01.25

雌雄ともに「紋付鳥」のニックネ-ムがあるらしい。

常時見慣れている雄鳥に比べて、この1月25日までジョウビタキのメス鳥に出合ったことが
無かったと思う。

何気なく通りかかった福島大池への通り道の右斜面で地味な色目の小鳥がいる事に気が付いた。

しかし、この白い紋(斑)からすぐにジョウビタキの雌鳥と分かった。

この紋はほんとうにべんりです。

ジョウビタキとは :以下は 名前が分かる野鳥大図鑑 から引用させてもらった

1. 大きさ L 14cm

2. 分 布 冬鳥として全国に渡来する。

3. 環 境 平地から山地の林縁、疎林、市街地、農耕地、公園、河原

見る

オスは頭部が灰白色で顔が黒く、頭は光線によっては銀色に見える。背や翼は黒くて次列風切

の基部にある白斑が目立つ。胸から下面と腰や上尾筒は赤橙色。尾は黒い。

メスは上面が褐色で次列風切り基部の白斑は小さく、下面は淡赤橙色。
知る
非繁殖期は雌雄それぞれで単独で縄張りを持ち、渡来当初は目立つ場所でヒッヒッヒッと鳴く。

◎ ▲ ×

10月~11月頃渡来するらしいがこの野鳥は日本へは冬鳥として、越冬の為に飛来しるらしい

ので、その行動はいつも単独だと思われる。(繁殖しないのが普通、まれに在り)

2015.02.17 大原の林縁から飛び出し、道路端の杭にとまった一羽を偶然撮影、雌鳥ですが

これがジョウビタキとのご縁の始まり。白い紋(斑)がくっきりと。

越冬期間としては真ん中かもしれないが、出合いの数がごくわずかな時期であり2月頃でも

渡来直後と誤解していたかもしれない。

さてさて:

雄は兵庫中央病院の住宅、福島大池(3箇所)などで1羽が縄張りで生活していた。

例: 福島大池の奥、湿地の草むらにて、2月4日(土)

         まず大池側の手すりに姿を見せた

         

         回収道路から山側の湿地へ移る。 草むらのジョウビタキ

        

         この写真で、遠目にはジョウビタキの雄と見える小鳥が右側の草むらに現れた。

         ジョウビタキも意識しているらしい。

        背中も見せてくれた。大サ-ビスだ!

   

         冒頭の1枚もこの時のことで、こちらからは2m離れているかどうかの近さ。

        湿地には生け花向きの枯れ木の株が数本あり、周囲には杉が茂っている。

        湿地の様々な物を足場にして餌取りをしていた。

        生け花?

       

        苔の生えた枯れ木が湿地を背景にして見事な風情。

        その枝にも時々とまり、写真撮影を誘われたが、撮りすぎだと自戒した。

        話が横道にそれることをお許し願って、珍しい1例

        白い外壁の壁に止まったジョウビタキの雄 こんな姿勢で壁にとまった。

       

        ジョウ(尉)と言う名前の元になっている頭部の色がやや暗くなっている。

        この壁の白さがカメラのセンサ-へ影響したらしい。2017.01.28

雌は友が丘町と病院の境の林縁、有馬富士公園の花壇 福島大池

      有馬富士公園の花壇が縄張りに雌

     

      友が丘と病院の間にある藪にて

     

      この頃はこの藪から友が丘の回収道路側フェンスなどに姿を見せている。

      

◎ ▲ ×

普通、縄張り争いがあると聞いていたのに、昨日2017.02.04 福島大池の周囲の草原で

ジョウビタキの雄が一羽縄張りにしているのに、そこへ別の雄が飛んできたように見えた

     その寸前の写真から、 実際はホオジロらしい

     

     この後、草むらへ降りた。 ジョウビタキから1,2mの草むらへ。

  通りがかりの男性も気が付いて2羽居る小鳥の名前は何ですか…ご質問があり、2羽ともに

      ジョウビタキの雄らしく感じたので、そのように述べたこ。

     しかし、ジョウビタキは縄張りが厳しいはずなのにおかしいですね・・・などと

     私の推測をしゃべったことだった。

      やがて、それぞれが我々の方に近付いたのを見たら、上述の通り1羽はジョウビタキだった

      が、別の1羽はホオジロだった。

      近寄ってきたホオジロ

     

     胸や腋は茶褐色で腹は白いそうだ。L17cm

     外見は よく似ているツグミ(L24cm、胸や腋に黒斑あり)に比べて生息数がかなり少ない

     ように見受ける。その理由、背景などは不勉強です。

◎ ▲ ×


余談ながら:

偶然
カメラを担いだ方などで計4人がこの場に集まり、クイナの観察について雑談となった。

ある時期まで福島大池の一帯では クイナ科のクイナが住んでいたらしい。

最近はクイナは居ないらしい。

その代わりかどうかは定かでないが、クイナ科のヒクイナ(緋水鶏)が生息していることを

観察できた。

少なくとも体側が緋色をしていることから「ヒクイナ」の名前が付いているっらしい。

ウォ-キングの楽しみが一層盛り上がってきた。  

兎も角、かなりハイレベルの警戒心を持つ野鳥らしい。静止での辛抱がかんじんとか。






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最終更新日  2017年02月07日 06時53分57秒
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