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テーマ:生き物との出会い(511)
カテゴリ:生き物の生態
これまで出合えず、最近は居ないと聞かされていたクイナ(クイナ科) 2月27日までは有馬富士公園ロビ-の展示写真 時々見てはイメ-ジを高めた、感謝です。 28日まで自宅でパソコンに私の写真を取り込みそこに「ヒクイナ」ではなくて「クイナ」 が写っていることを知り、吃驚したことでした。 北へ帰る途中の立ちよりか、たまたま見なかったのか? 不明です。 「ヒクイナ」と思いつつ撮った「クイナ」 いずれもクイナ科 L29cmでオオバン、バンに次いで大きいが、湿地の奥でこちらから10m以上離れた湿地の 中を移動しながら採餌している時、顔を上げた写真。 湿地と言っても池のような水たまりながら、何ら躊躇しないで移動するクイナ。 尻尾をピンと跳ね上げている姿が可愛い。 水中の何かを餌として食べている。
この場面に限らず、湿地の側に草むらや藪があり、音や人間などの動きが察知されると、さっと 横の草むらなどへ避難する。体形が”側篇”と言う聞きなれない文字に出合ったが、この野鳥が 藪や草むらを素早く移動するうちにこのような体型が出来上がった祖先のDNAをうけついでいて 草むら、藪への避難が容易に出来るのだろう。 実に素早い。 福島大池の奥にある湿地(池の水面から言えば1,2m高いが、周回道路の直ぐ傍にある)は幅が この湿地が保たれ、野草や藪が形成されているようです。 湿地の様子 写真の中央3本の立ち木の枯れ株の奥に居た鳥を、アッ、「ヒクイナ」と思って撮ったが、 マニュアルモ-ドで、ピンとも自分が合わす手法のマスタ-に挑戦しているので。作業中は うまく進行していることを祈る気持ちが本音。 一方クイナはそれなりに撮影できる時間の間、湿地にいてくれた。 その後、すぐに奥横の草陰に隠れてしまった。 とっさの撮影でマニュアルモ-ドでのピントが心配だったが、結果的には上に載せたように 何とかみられる内容になった。 つまり、クイナと分かる結果で、クイナの撮影の初回としてはヤレヤレ良かった! ホッ! 東北以北へ移動するらしいのでそれまでに今一度出合いたいので日々通いたい。 収穫と情報 1. 野鳥観察中の皆さんからはクイナは居ないと聞かされてきたが、いることが分かった事。 2. ヒクイナと異なり東北以南では冬鳥なので近く移動する可能性があり、今の時期は優先して この湿地へ通わないと、次の冬まで出合えないだろう。 福島大池界隈のクイナの生息地は他にもあったかなかったか? 以前には福島大池の東側にある小高い場所にある溜池や湿地などにも居たと教えてもらった クイナとは: 1. 大きさ L29cm (ヒクイナL23cm、オオバンL39cm、バンL32cm) 2. 分 布 北海道や東北地方では夏鳥、東北地方以南では冬鳥 3. 環 境 水田、湿地、湖沼、河川 4. 外 観 雌雄同色、羽根は夏冬とも色がほとんど変わらない ※ 以上は「野鳥大図鑑」から引用。 撮影したので、居るという予備知識がないかぎりクイナと言う識別はかなり難しかったが。 今回のクイナの写真ゲットで、クイナ科のオオバン、バン、クイナ、ヒクイナ、計4種類の 1. クイナ 上掲の通り 生息場所 福島大池の側の湿地 2. ヒクイナ 同上
2017.02.10撮影、雪がちらついていた。草陰からヒョイッと出てきた瞬間です。 L23cm クイナ科で三田にいる仲間としては一番小さい。
有馬高校所在地の前方にある溜池にて撮影 2016.03.31 今年は、これからこの溜池へ通う頻度を上げて、バンの観察も心掛けたい。 10,000m以上/日のウォ-キングが可能な距離でもあるし、様々な分野で楽しめるので 福島大池、ウッディ-タウンのため池、武庫川など幅広くその姿が見られる。
2016.12.19 ウッディ-タウンのため池にて撮影 三田にいるクイナ科の野鳥としては一番大きいが、遠い湖面や池、川などにいて近寄れない ので この程度の大きさにしか見えない。 額板と嘴は白くて、額板と嘴が赤いバンとは異なる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年03月03日 05時53分20秒
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