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三田のいのしし 見て歩き日記

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2017年03月25日
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カテゴリ:生き物の生態

西谷川の護岸のどこかにその巣があるらしい。

3月19日の写真

3月12日(日)の夕方4時過ぎに出合ってから丸1週間、この岸辺にいるようです。

武庫川の川上の中岸やこの西谷川の中岸から流れを見ているイソヒヨドリを見ると、この野鳥の

祖先がいた海岸端に似た川岸がこの野鳥のお気に入りかもしれない。

…誠に勝手なはんだんですが:

いくら親しみを感じると言っても、傍へ寄ると逃げられるので、300mm望遠(350フルサイズ

の一眼レフ換算450mmで撮った1枚。

武庫川へは2,30mの西谷川の河口付近。コガモ、ヒドリガモ、シラサギなどもしばしば来ます。

この樋門の左、川の中岸にあるコンクリート護岸で撮影、このような護岸がお気に入りらしい。

右岸へ飛んだ場合でもコンクリ-ト護岸に降りる。

私のことを意識しているらしく、その場からは動かず首を左右に振っている様。





この護岸にいる間、あまり派手な動きはしないが、サ-ビスとして1っ回、右横に向いてくれた。

私の記憶では、つつつ・・・と左横に移動してから右横を見せてくれた。

野鳥大図鑑(永岡書店)によるとスズメ目ヒタキ科と分類されております。しかしながらネット

検索でイソヒヨドリのウイキペディアの項を見ると、ツグミ科とされております。

たぶん現在ではいずれかの科に落ち着きつつあると思いますが、ツグミと同じでツツツツ・・・

と歩いてこの写真のようなポ-ズで立ち止まる光景にしばしば出合います。

この意味からはツグミの一族をうかがわせるに十分な姿を思わせますね。

なお、くどいようですが現在ではツグミも「ヒタキ科」に分類されているようです。

何度でもしつこく書きますが、雌雄同色の野鳥もけっこう多い中で、このイソヒヨドリは、

雌雄が異なり、派手なのは雄鳥で、メス鳥は何かごつい外見でのようですな。

昨年来、メス鳥の出合はないので、この西谷川河口での雄鳥との出合からみて、ここに定着が

予想され、メス鳥が近付いて交配の時期に入る可能性が高いだろうと思います。

そのことからこの辺一帯の武庫川べりと西谷川の河口を足しげく歩きメス鳥との接点を増やし

たいものです。

メス鳥情報:

メス鳥はこれまでの1年余り、一度も見たことがないのでどんな色をしているかわからない。

そこでウイキペディアに駆りました。

オスが派手な色をして目立つのに、メス鳥はこんな色で目立たないから、これからの交配期
(たぶん4月頃)

この西谷川河口付近にいてもよほどチャンスに恵まれないとその発見が困難な感じがします。

ネット情報のウイキペディアによると若鳥の雄は雌にかなり似ているそうです。

オスとメスがツガイになっている現場でも押さえないと、若鳥の雄をメスとみあやまるかも

知れないと懸念している雰囲気の情報です。

抱卵が5月初旬頃(地域差アリとか)らしいのでこれからの1か月余り、極力武庫川の右岸や

西谷川河口付近に滞在してイソヒヨドリのメス鳥の観察を成功させたい。

この野鳥は、海岸の岩場や防波堤にいて砂浜にはいないそうです。

内陸の市街地にも現れる。

崖の岩棚や割れ目に巣を作るが、人工物も利用する。

イソヒヨドリとは:

1. 大きさ L23cm  (ヒヨドリ L28cm ツグミ L24cm、ほぼ同じ大きさ)

2. 分 布 留鳥または漂鳥として本州から九州に分布。北海道は夏鳥。

3. 環 境 海岸の岩場、港湾 (内陸の岩場や防波堤なども)

4. 海 外 高山の岩場に生息する。

  ※ 以上「野鳥大図鑑」引用

今一つの期待はその鳴き声です。野鳥大図鑑によると:

ホイピチュチュ ピ-ピチュ

など良い声で鳴くそうです。私は難聴で、この綺麗な野鳥に出合っても、その美声を聞き

漏らしている可能性がありますが、極力がんばりたい。






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最終更新日  2017年03月25日 09時41分25秒
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