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テーマ:生き物との出会い(511)
カテゴリ:生き物の生態
3月26日(日)お昼前の事だった。 野鳥大図鑑99P参照 : タシギ 田鷸 L27cm 立ち上がって歩く様の写真が是頬しいと事です。 今回のように望遠での対応でも警戒されるかもしれないので、厳しいですが。 川除の田んぼ道を通て我が家に帰る道、左側の田んぼをカメラを望遠にして観察していたら 早くから畝割りをした溝に一見スズメ目の野鳥らしい姿が遠く、遠く見えた。 ちょっといい加減な気持ちだとそのままに逃してしまう姿でしたが、今書き掛けの「アトリ」 (アトリ科)が、この田んぼの中で見事なくらい隠れて餌を啄んでおり、遠くから探した方が 警戒されなくて見つかるかもしれない。 川除の田んぼ この畝の長さと同じくらい手前から見て歩いている。 そんな気持ちがあって、望遠レンズを溝-畝-溝-畝と根気よく見て歩いたことが「タシギ」 らしい野鳥の発見につながった。 この写真だけでの判断では、嘴が胴体くらい長い。とんでもない長さだ。 しかもまっすぐ。 尚、嘴の先端側が半分強黒い。 野鳥大図鑑の情報によると 1. タシギの仲間は他のシギ類と区別してジシギ(地鷸)と呼ばれる。 どの種もよく似ていて野外での識別は困難。 雌雄同色で、頭部には黄白色の頭央線と眉班、黒褐色の頭側線、過眼線、頬線がある。 背や肩羽は黒色の軸班があり黄白色の羽縁が連なって縦帯に見える。 次列風切の先と下雨覆は白くて目立つ。尾羽は14枚。 3. 水田や湿地の草陰にいて、乾いた場所にはいない。 危険を感じると身を潜め、急に飛び立つ。 私の推測 上の写真はその長い脚が見えないので、ちょうど身を潜めた 恰好だろう? 4. 大きさ L27cm 分 布 旅鳥として全国に渡来する。本州中部以南では冬鳥。 環 境 水田、湿地、池、河川 嘴が長いシギ類は: ソリハシシギ、大ソリハシシギ、オグロシギ、ホウロクシギ、ダイシャクシギ、 チュウシャクシギ、コシャクシギ、ヤマシギ、アマミヤマシギオオジシギ、ハリオシギ。 など多数が居て、素人が識別するのはかなり困難に見えます。 タシギは今回の写真のように背中側から撮影できた場合は、ある程度識別できるのではないか? ともかく、武庫川沿いにある大原から川除、三輪などの田んぼや対岸の貴志の田園地帯で 上の写真のように田んぼの溝にいて、身を潜められると見つけ出すことは非常に難しいだろう。 『』 上の写真撮影後、その経験からみて根気よく畝と溝を見て歩いたら何か見つかるだろうと この一画にある田んぼで、道路際にいたケリを見かけた経験もあり、これまで紹介してきた ように三輪の畑でも2羽が住んでいるので、ケリが田んぼにいることに意外性は無い。 しかし、こんな姿でひそかにいる様を始めて学んだということです。 或いはイソシギ? 参考までに武庫川の流れの中で採餌中のイソシギ と思ったが、全体の印象からケリ(チドリ科)だと推定したもの 最近撮影できたケリ
余談ながら 未知の野鳥に遭遇できる楽しみについて 福島大池や有馬富士公園などを足しげく歩けば、思いがけない場所で今まで出会ったことの しかし、今回のように田んぼの中の溝や耕した土の塊の間などに隠れている野鳥に出合える 機会はかなり少ないだろう。 そこで、時間が許された機会に望遠レンズや双眼鏡などにより見回す行為を繰り返せば、 これまでよりか多くの野鳥に出合えそうですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年03月27日 16時07分06秒
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