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三田のいのしし 見て歩き日記

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2017年03月30日
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カテゴリ:生き物の生態

この所、杉が丘、三輪地区を通過して武庫川へたどりそのまま上流へ進むうちに、その桜

並木にいる野鳥を撮影できました。

その前に、西谷川の下流でスズメ目ヒタキ科の「イソヒヨドリ」に度々出合い、写真も沢山

溜まりました。

三輪二丁目の畑。 ケリが  ” 二羽 ”  になった。繁殖期に入ったか?

もともといる一羽

雌雄同色なのでどちらが雄か雌か、見分けがつかない

超警戒心が強いこのケリ、道路際の畑にその巣を構える可能性が高いが、素人はタダタダ驚い

ている。田畑の岸か田んぼの中に巣を構えるらしい。

田んぼの中に巣が出来た時、農家の皆さんはどうされるのだろうか?

今回初めて見た二羽めのケリ

この畑の手前はかなりな駐車場で三菱電機や菱電化成kkなどへお勤めの方々が利用しているかも。

右横の近くにも人家があり、前にある田んぼは川除や大原の田園地帯につながり、そこにもケリ
がいるので、ケリとしても厳しい「子育て」環境だろう。

2015,2016年と続けてケリの観察を続けてきた大原や貴志の田んぼは人家からかなり離れている

場合が多いがここは工場や駐車場、人家があり、近くを福知山線(複線)の線路も走っていて

かなり騒がしい地域と言えるだろう。

(地元の方々への取材が出来てないからこの推測の心もとなさを今反省している所です。

3月30日朝)

今後になりゆきを静かに見守りたい。

今回は、生まれてはじめて出合ったアトリ(アトリ科)とカワラヒワの観察結果です。

その前に;

キジバト 田んぼの横の排水路の土手と田んぼにいた。

その内の一羽

『』

ドウバトは川除・大原・貴志の田んぼの中にも沢山いますが、キジバトはその名前も忘れる

くらい少ない。ここに2羽いたので繁殖期に入ったのかもしれない。

武庫川べりに桜の巨木と並木 : アトリに出合った環境資料として。

ここを右に曲がると、かなり広い排水路があり、桜並み木がある広幅の土手がある。

アトリらしい野鳥にはじけて出合い、数日間この辺りを歩いて写真のやまです。

理由は分からないが、このように2羽が少し離れながらじっとしている光景に出合った。

おおよそ15~20mの高さの枝にとまっている2羽。右の鳥が参考になるように思う。

同時に言えることは、田んぼから飛び上がったこの仲間は、さらに高い木の上も含めて

決して低い枝には止まらない習性であると思った。

アトリらしい羽根の色(夏羽?)を見ることができる野鳥

オスの夏羽では頭部から背、翼が黒色、喉や胸、脇、小雨覆は橙色とされているが、これらの

写真はそのように見える。

アトリのお尻?

アトリの腹部の羽毛の様子

下の写真の首下の毛替わりの様子から毛替わりが進み、夏羽に完全に変わった一羽と推定です。

アトリの毛替わり?

あくまで推定ですが、アトリが冬羽から夏羽に変わる動作の一つらしい、珍しい写真です。

3月29日(水)晴れ 追加挿入

アトリの雄鳥が夏羽に変わりつつあり姿・・・未確認ですがアトリらしい。

アトリと呼ばれる鳥を見るのは生まれて以来初めてですから、この換毛の経過もよく分かり

ませんが、時期的には今行われているように見受けました。(有馬富士公園の森にて)

何日かこの土手に通い、アトリらしい野鳥を観察したが近くの田んぼから飛び上がり、梢に

とまった姿勢はいつもほぼ同じ姿勢です。

(アトリであるという決定的な前進像に出合っていないのすで自信がありませんでしたが

3月29日(水)に至って地面にいるアトリを見る機会がきました。

速報として1枚挿入します)

アトリとは:野鳥大図鑑から引用

1. 大きさ L16cm

2. 分 布 冬鳥として全国に渡来する。

3. 環 境 平地から山地の林、農耕地、草地

4. 特 長 オスの頭部は冬羽が擦り切れて黒い夏羽に変わる。

ある日、くたびれたので地面にそこそこ生えて花、オオイヌノフグリを撮りました。



排水路土手に桜並木

先に公開した”タシギ”とケリもそうなんですが、この誠にのどかな田園の風景の中に何種類

もの小鳥が隠れて餌を食べているようです。

そうして渡り鳥は北へ帰る為に必死の活動ぶりがうかがえますが、”タシギ”の撮影結果でも

んだように、きわめて上手に隠れている。

この景色の側に踏み込めば踏み込むほど、その事を自覚することになりそうです。

§ Δ 〇

この後、どの日も大原にある家庭菜園へ向かいました。

通過する道路の横にある溝でイタチに出合ったことがあったので再度出合えることを願って

の行動ですが、本当にラッキ-であったらしくて以後いまだ姿を見ずです。

カワラヒワ: アトリ科 河原鶸

大原の谷川の土手には数本柿の木が育っており、その枝に急に野鳥が数羽とまった。

帰宅後図鑑を調べたら「カワラヒワ」らしい。

大原の谷川の土手に植えられている柿の木

カワラヒワらしい4羽の小鳥は左側から飛来して、この手前の柿の木の頂に一時止まった。

いわば木の梢にとまった小鳥は、探究の為すべて撮ることにしているので早速撮影した。

それがカワラヒワの出合につながった。

切り抜いてみたカワラヒワらしい1羽

望遠300mmの手動撮影なので、クリアな写真にはなっていないのが残念ですが、図鑑などと

照らし合わせてみると「カワラヒワ」(スズメ目アトリ科)らしい雰囲気が濃厚です。

今回のブログで、川除の田んぼの側、排水路の土手の桜の木(並木)で観察中のアトリ科の

アトリの仲間らしい。

偶然同じ日にアトリ科の野鳥2種類に出くわしたのも何かの縁だろう。

右の側面

カワラヒワの腹部

カワラヒワ(河原鶸)とは:

1. 大きさ L14~17cm スズメ目アトリ科

2. 分 布 留鳥又は漂鳥として本州から九州に分布。北海道では夏鳥>

3. 環 境 平地から山地の林、人家周辺、農耕地、川原

§ Δ 〇

前書きが長くなるので、最後に記述しますが:

チドリ科の「ケリ」の落ち着いた行動を間近で見る機会が3回もあって、酔っ払いを

例える「千鳥足」が、本当にケリの右左の複数回の歩みからきていることを観察出来て
チドリ科の野鳥共通の行動としてつたわっているんだと理解しました。

チドリと言えば海、海際が強く印象に残っており、三田ではこのケリしかみられない

ように思います.
酔っ払いの”千鳥足”現象とチドリを結びつけて考えると資料に
乏しいですが、カメラを
通してケリが左右に移動しながら採餌する様は強く印象づけ
られました。

チドリやケリの遠い遠い祖先がなぜこのような反復行動で採餌するしかなかったのか?

また、繰り返し行うことにより遺伝にまで発展した背景は何か?

謎ですね。






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最終更新日  2017年03月30日 06時13分54秒
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