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テーマ:生き物との出会い(511)
カテゴリ:生き物の生態
はじめに : 正しい名前が「ウチワヤンマ」であると教えて頂いたトンボ 「一知半解」の恥ずかしさ、オニヤンマは子供の頃、田んぼでその捕獲に夢中だったので 実物もわかっているものの、ギンヤンマは実物も知らず印象だけの世界でした。 「土筆坊」さんからブログにコメントを頂き、初めて「ウチワヤンマ」の名前も分かり、 トンボに関して目の前が開けつつあります。 土筆坊さん有難うございました。 「トンボ入門」 新井裕著 精興社刊 2004年 この本の情報を基にして、一見「ギンヤンマ」に似ている「ウチワヤンマ」について記し 7月30日(日)撮影の写真を挿入して、ご理解いただけるように試みます。 改めて「ウチワヤンマ」トンボの全体像 6本の足の大部分が黄色をしているのも特徴 ヤンマの名前になっているが、不均翔亜目サナエトンボ科のトンボです。 1.トンボは3つのグル-プに分けられるらしい。 その内の一つ: 不均翔亜目 : ウチワヤンマもこの分類に入る。 1. 前羽より後羽のほうが、いくぶん幅広い 2. がんじょうな体つき 3. 止まるときは羽を水平に開くか屋根型にする。 均翔亜目 1. 前羽と後羽がほぼ同じ大きさ 2. きゃしゃなからだつき 3. 止まるとき、背中で羽をピタリと閉じる。(ただし、アオイトンボ科では 半開きの事が多い) 「ウチワヤンマ」不均翔亜目サナエトンボ科のトンボであり、オニヤンマが属する オニヤンマ科には属していない。 コオニヤンマ・・・胸部背面に黄色いM字型の模様がある。 ウチワヤンマ 夏に大きな池や湖に見られる。黄色地に黒い斑紋を持つ大型トンボ。 成熟オスは、水辺から突き出た棒や杭(くい)などに乗っかるように止まることが 多い。 オス、メスともに腹部の先が下方に張り出している。 6本の足の大部分が黄色をしているのも特徴。 冒頭ご紹介させて頂いた著書「トンボ入門」の情報を引用させてもらいました。 以上の事から: 今回撮影出来た「ウチワヤンマ」は雄 ♂らしいことが上記情報で納得できた。
福島大池に附属する花菖蒲園の施設と湖岸が接する所に木製の歩道が設けられている。 に成功して、嬉しい気分が続いている今日です。 最近、その歩道を伝い歩きして福島大池めぐりを行いつつあり、7月30日(日)のブログ で見て頂きました蝶々「コムラサキ」も花菖蒲園に附属する休憩所での撮影ですが、これ から秋に向かう一時、この辺りでトンボや蝶々の観察が楽しみです。 コムラサキ(蝶)はそのしだれ柳などの樹液を吸って暮らす蝶々らしいので、まずはその しだれ柳の生育場所を探して、コムラサキの紫に輝く姿の撮影に挑戦したい。 それが出来たらコムラサキの記事を纏めたいものです。 今回の項の締めくくり シオカラトンボについて これまでの学習から 1. 不均翔亜目トンボ科 オスです 2. 尾部附属器が白い。(この写真は雄ですが、めす も同じです) 3. 成熟オスの腹部は白いが、先端の3分の1くらいは黒い。 4. 羽化後しばらくはオス、メスともに黄土色の地に黒い模様があり、俗に「ムギワラト ンボ」と呼ばれる。 5. 羽の付け根は色が付かず、縁紋(えんもん)が黒い。 コフキトンボ オオシオカラトンボ(腹部の先が黒い) シオヤトンボ コシアキトンボ など
季節的に見てこれから「赤とんぼ」に出合う機会が増えてきますが、トンボ入門の著書に よると、様々な種類の赤とんぼがいるみたいです。 今回手引きとさせてもらったこの本などにより、それぞれの名前を整理して、楽しみを 深められれば喜びも倍加することだろう。
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最終更新日
2017年08月06日 11時03分25秒
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