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テーマ:生き物との出会い(511)
カテゴリ:生き物の生態
はじめに: 貰いました。 コムラサキ蝶の出合いからコナラや柳などの樹木で吸液して生きる蝶々を見ることにより、様々 な蝶に出合えるのではないか。 勿論草原や草花に集まる生き物の観察も平行して行いました。 8月17日(木)晴れ 台地にある有馬富士公園から通路を歩き福島大池1.8kmの側道を右回りに歩く。 観測ポイントとして 芝生広場(調整池)、草地の生態園、水辺の生態園、花菖蒲園、蓮池、溜池がある。 シオカラトンボ(雄)が芝生広場の土手上に植わっているサツキの上にいた
翔を開いて止まっている。 この後、屋根型の止まり方も見られたが、なぜ二つの止まり方をするのか疑問あり。 このシオカラトンボにしてみれば、ここが縄張り。 私を警戒したり、コムシ捕獲に出撃する姿勢で此処に止まっているのだと思った。 草地の生態園も窪地ですが、そこに至る小道に蝶々が瞬間的に止まり、飛び立ち また留まる、この動作の繰り返しだった。 モンキチョウ タテハチョウ科
この蝶に関しても何もわからないが、とにかくまずは撮影の気持ち。 ここから草地の生態園(窪地)へ降りて、ここでも右回りに歩く。 14日(月)はシオカラトンボ(メス)と虻のシオヤアブ、ニイニイゼミなどが居たが、この 日はコナラの木の場所まで何もなし。 コナラの木 蝶々、コクワガタ、スズメバチなどが集まる現場
クロヒカゲ蝶 3回連続して撮影した1枚目 2017.08.17 10:00 41秒 クロヒカゲ蝶 2枚目 10:00 57秒
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 クロヒカゲ 3枚目 10:01 15秒
クロヒカゲ蝶が去り、スライドする形でヤマキマダラヒカゲ蝶が吸液姿勢についたことを 私は全く知らなかった。手品師の手品を見るような感じで、今もってこのからくりは??? ヤマキマダラヒカゲ蝶 又はサトキマダラヒカゲ 10:02 02秒 元来キマダラヒカゲとして同一視されていたものが、1970年に高橋真弓先生の研究で分け られたそうだ。ともかく見分けが難しい様です。 ここで反対側へ廻って撮ってみようと思い移動した。 ヤマキマダラヒカゲまたはサトキダラヒカゲ 反対側の1枚 10:02 44秒
反対側への移動の間にコクワガタらしい虫が居なくなったらしい。 8月14日にこのコナラの木肌にいた蝶々の写真と撮影時間の全てです。 帰宅後に2種類の蝶々が樹液の吸液行動で入れ替わったことがわかって驚いたが、この時点 では1種類の蝶々に関して撮影を続けたと思い込んでいた例です。 齧っている様子で草原の生態園のコナラはかなりすぐれた観察対象にンると思った。 中で、草地の生態園から水辺の生態園のある道路に向かって歩いた。
次はこの樹木と草地がブログの舞台となった。 枯れて腐ったこの葉に似せた蝶々らしい物が草地に落ちた(本当は止まったが、見た目には 落ち葉と見えた蝶
もっと正しく撮影しようとして反対側へ廻ったら逃げられた。 廻り再びこの現場へ来たみた。 オニグルミの実はクルミより小さくリスなどの餌になるようです(有馬富士公園の木より) 再び道路の肩の草地を注目、いた!! クロコノマチョウ タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科
大きくしてみた
飛び立って近くへ移動した、反対側から撮影を試みた。
「草地の生態園」から「水辺の生態園」へ移動する間に観察できた蝶々に関しては。今年まで 見たことのない種類であり、そもそも蝶々の生態についてはごく浅い知識しか持ち合わせてい なかったので大変貴重な体験でした。 尚、水辺の生態園にあるしだれ柳の木は大きく成長しているし、アブラゼミが吸液している様 子もうかがわれるので、今後の観察回数次第で蝶々との出合も楽しめそうです。 「樹皮・葉でわかる樹木図鑑」から抜粋 シロヤナギ (白柳) バッコヤナギ コゴメヤナギ 別名 コメヤナギ シダレヤナギ (枝垂柳、垂柳)別名 イトヤナギ、シダリヤナギ、ヤナギ、タレヤナギ イヌコリヤナギ ネコヤナギ 別名 タニガワヤナギ、エノコロヤナギ、カワヤナギ など沢山あるらしい。 幼虫が食樹とする木も例えば「コムラサキ」の幼虫は: オノエヤナギ、ネコヤナギ、ドロノキ(ドロヤナギ)、ヤマナラシ などを食樹としているらしいので、その木が生えている場所付近で成虫もいるのではない か・・・と思っております。 その間に出合った生き物 赤とんぼ
素人には難しいトンボの見分け、このアカネも? トンボ入門(新井裕著)によるとナツ アカネ(夏茜)らしい。 不均翔亜目トンボ科 このナツアカネ(夏茜)らしいトンボはその辺を飛び回っていてあまり留まらない。 ヒグラシゼミ ?
今、有馬富士公園と福島大池の側道などを歩くと沢山のアブラゼミの死骸に出合う。クマゼミ とのせめぎ合いは分からない。 このセミがヒグラシゼミかどうか、自信はありません。また地面に何故落ちたのかも? 子供の頃、夏のある時間は蝉取りに夢中でしたがもっぱらアブラゼミ、ニイニイゼミやヒグラシ これも子供の頃の話です。 蝉が地面に落ちてバタバタ音がすることがある。 それっとばかり藪をかき分けると本当はマムシがその尻尾を動かしていたのだった。 子供が勘違いして藪をかき分けマムシに咬まれてしまった。 なんて不幸もあります。(伝聞ですが実話のようです) くれぐれもご用心ご用心! 炎天下でしたが、体力の維持の為にはまずは歩くことが大切なのでこうして生き物に夢中に なって過ごせることはなににも代えがたい一時です。
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最終更新日
2017年08月25日 14時11分18秒
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