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三田のいのしし 見て歩き日記

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2018年03月14日
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カテゴリ:生き物の生態

前書き: 挿入
2018.03.12

”お使い”を兼ねたウォ-キングで出かけた帰り道、川除の田んぼの横を歩いていたら、自転車に

乗った方が武庫川の上流側の田んぼを指さして、結構大きな声で何か叫んでいた。

聞きただしたら田んぼにヌ-トリアがいるよ!

だった。

向こう岸に近い田の中に1っ匹、草を食べていることが分かった。

草が餌になるらしい、その夢中さなど沢山撮影することになったので別途纏める予定です。


今回のテ-マ

池尻川と深田川が合体して武庫川にそそぐ100mほどの間で、2m弱の段差になっているその角で

ヌ-トリアに出合いました。


この手前が突き出た地形になっていて三田市消防署がある。 藤ノ木橋と呼ばれている。
ここが池尻川と深田川の合流地点だあり、ここから武庫川の本流の間がヌ-トリアの生活圏?

以下の写真は橋の下を横切る水の上でした。

ヌ-トリア 地上も得意ながら水中もなお得意の生き物。


先日アップした溜池の中島で暖を取る?ヌ-トリア
武庫川本流の葦と浅瀬でこれまで見かけてきましたが、今回は武庫川に流れ込む排水路や数多い

小川の一つで池尻川と深田川の合体地点なので、それぞれの上流にも住んでいるのか。

そんな関心もありますが、今の所探究の予定は立っておりません。 

さて

合体した小川が武庫川本流に落ち込む地点でヌ-トリアを発見!

その写真です。


見た瞬間に思ったことは、水とミズゴケの色とそっくりのヌ-トリア。

保護色で、見事自然に溶け込んでいると思った。

この後の行動:

この後、下の水流に飛び降りようとして、なかなか踏ん切りがつかないらしくて、このコンク

リ-トの上を行ったり来たり、最後にもんどりうって下の水流に着地して武庫川本流の方浅瀬

を走って消え去った。

  最初はその行動の意味が不明だったが、発見の場所からさらに左へ移動

     

     早くもカメラを持ったこちらの姿を認めたらしい顔つきと長い長い尾?

   さらに左へ 

     

     さらに左に移動。飛び降りる場所探しをしているうちに小川の様子の撮影。

      
     やがて右に戻り、やや中央で飛び降りる姿勢に入った。

    
    慣れているようには見えなかった。むしろこわごわ!

    決心がつかないらしくていったん姿勢を戻して、横切り歩く

    

   このまま諦めたかに見えたが、動きが出た。

   すぐに決心して身構えたと思ったら飛び降りる姿勢に入る

    
    尻尾もあまり伸ばしていない感じだ。

    実は2m弱の段差を飛び降りる様を撮っていたら素晴らしい傑作!が生まれたかもしれないと

   一瞬思ったが、見逃してしまった。

  考えながら撮った1枚
  

  ちょっと気抜けの瞬間、ヤッとばかり下の水たまりにドブン!

    逃げる 或いは急ぐヌ-トリア

   

    さらに逃げる 一途に逃げる! やはり人を恐れてと言う事ではなく、急ぎたい理由が

    あったかもしれない。

   
    よほど急ぎたい理由があったらしい。いっそいじらしいくらい真剣な様子だった。

  岸を超え、水たまりを渡り、コンクリ-トの水路も何等ためらいなく本流の方向へ急いでいた。
    結局葦の茂みで追跡を終わったが、今回がこのヌ-トリアの実生活の一端にかなり近づいた

    ような印象だった。

   武庫川本流は場所にもよるが、左右は葦が茂っている場所が多い。昔このあたりには関係者の
   ヌ-トリア捕獲の罠が仕掛けられていたのを何度か見ている。ペアで暮らすヌ-トリア

   今回の1っ匹も巣に帰る行動かもしれないと思った。

最近、福島大池の水中や兵庫中央病院横の農業用の溜池で泳いでいたヌ-トリアに出合い、撮影

してきたので、他の方々よりかヌ-トリアを発見しやすい感覚になっていた私だからこの瞬間で

も見つけられたのだと、変に感心しながら撮影を続行したのでした。今年4回目の出合い。

何を言いたいのかって、水と水垢というのかが実にヌ-トリアにとって保護色になっている感じ

がした。


ヌ-トリアとは: ネット情報

以下はインタ-ネット情報の要約です。

   1. 科 名 ネズミ目ヌ-トリア科の哺乳類 

   2. 学 名 Myocastor Coypus   

   3. 別 名 沼狸 海狸鼠 洋溝鼠 舶来鼠

   4.   原産地 南アメリカ 外来種

   5.   分 布 良質の毛皮を得る為に移入して飼育していた物が逸失して広がった。

   6.   形 態 (1)頭胴長 40~60cm

                     (2)尾 長 30~35cm

                     (3)体 重 5~  9kg
   7. 特 徴 泳ぎが得意で、5分以上潜水することもある。

                     オレンジ色の大きな前歯を持つのが特徴的。

   8. 性 質 半水生。湖沼や河川の岸辺の土手に巣穴を造る。

                     普通はペアで生活する。

                   寒冷地では生活できない。(兵庫県三田市は冬期、最低気温がマイナス11度を

                     記録することもあるが多数生息しているので、寒冷地とは?地域的にどの辺を

                     さすのか?

   9. 食べ物 マコモ ホテイアオイ (大原の溜池にも繁茂するので食べているのであろう) 

  10.  類 似 マスクラット 別の科の動物ながらかなり似ていて誤解されやすいらしい。
  
 ヌ-トリアの日本における生存の北限とは:

   1. 岐阜県あたりらしい。

   2. 寒さに弱いことが背景にあるが、冬に身ごもっても流産が多いと言う情報もありました。 

   ヌートリアなどを対象にしたワナ 2018.03.11 家庭菜園にて撮影

  

   

   昨年、私やTさんのスイカが食い荒らされたので市からお借りしたワナと思われます。

   当時はアライグマ乃至アナグマが捕獲対象でしたが捕獲できませんでした。

   また、くどい様ですが、この2種類の動物は見たこともありません。


§ Δ 〇

あとがき

大原や川除、あるいは貴志の野面を歩けば、このところ”波状飛行”が見えるヒバリらしい野鳥

に出合う機会が増えた。

      その着地した地点を探して撮った1枚 続けて探すが見つかりづらい鳥。

      ヒバリ 218.02.28

     

      2月18日にも川除で1枚撮っている。

     この28日(水)の買い物の”お使い”の途次、池尻川でカルガモの番らしい2羽に出合っている

    
   前を行くのがメス鳥であろう。

     この頃、福島大池や武庫川などあちこちでカルガモのつがいらしい2羽に出合う機会が増えた。






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最終更新日  2018年03月14日 06時07分16秒
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