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カテゴリ:季節の話題
はじめに 今年6月頃有馬富士公園の一画でルリタテハのチョウに出合って、大喜びでした。 6月23日(日)、ブログにも載せましたのでご覧いただいた方もあると存じます。
表翅と裏翅はこんなに違います。 など。(資料により、幾分違う名前が示されております。 ホトトギスの花 私が唯一ルリタテハの幼虫を観察できる植物”ホトトギス” ユリ科の近況です。 我が家の玄関先、槇の木の根元付近と町内の外周道路の歩道で見られます。 蜜を求めてチョウが来て、交配を助ける一連の仕組み・・・驚きます! お花は全く同じですが、咲き方はやや違うので、我が家の庭のホトトギスの仲間であろう。 そんな推測です。なお、距はスミレなどでも見られ、撮影の愛好家も多いと思います。 ルリタテハの幼虫(毛虫)に丸かじりされたホトトギス 写真に写っている5株の内、4株はほぼすべての葉が丸かじりされている。全体で10株 が毛虫に葉を食べられているが、ホトトギスの花の開花には影響がないらしい。 何故、道路際のホトトギスに毛虫がまとまって住み着いてるかは謎です。 また、この一見元気に見える部分も例年比やや寂しい。 その基部に見える黄色い部分が蜜で、この蜜を吸うために集まる生き物により交配の作業が 成り立つ仕組みらしい。 2. 写真下の右側にルリタテハが齧った跡が見ている。写真に写っているこのルリタテハ の幼虫が齧ったとも考えられる。数十年眺めているが極めて用心深い生態です。 ルリタテハがその卵を産み、毛虫を育てる代表的な植物は 1. ホトトギス(上述) 1) ホトトギス :花の辞典 820種より抜粋 花に紫色の斑点があり、それが野鳥のホトトギスの胸の模様に似ている所が名前の由来。 茎が斜上又は下垂し、葉腋毎に花が上向きに咲きます。 タイワンホトトギス、ヤマホトトギス、ホトトギス’白楽天’、紀伊ジョロウホトトギス など。 平地から山地にいたる樹林に広く生息し、林縁部によく現れる。 樹液や腐った果実を好み、夏季にはスミナガシやカブトムシ、各種のクワガタムシ類、 スズメバチ類などと共に樹液酒場の一員となる。 暖地性であるため、北海道ではやや少ない。 成虫で越年し、越冬世代は秋型となって翅裏が暗色になる。 後 記 2019年(令和元年) ふと蝶々の観察を始める気になった。 かねてウオ-キングキングの対象であった有馬富士公園、福島大池のコ-スにはコナラなど 樹液を吸うためにスズメバチやチョウが来る気が多いので、早速その樹木類に止まるチョウ の観測が可能になった。 不慣れな部分が多かったので、その成果は少なかったが来年以降もっともっと成果が増える ことと思います。
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