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テーマ:生き物との出会い(511)
カテゴリ:生き物の生態
2019年の年末のある日、このため池にハシビロガモのつがいらしい2羽の姿があった。 池の中央よりも、このような樹木の、あるいはその枝先の下に身を寄せる性質があるらしい。 ある・・・そんな可能性を頭に置き、考えるべきだろうと思いました。 ハシビロガモ ♂ オス ハシビロガモ ♀ メス 1. 冬鳥として全国に渡来する。つがいに見えても繁殖はしないらしい。 3. 他のカモ類と同様に植物質が主食の雑食。プランクトンを好む。 4. 数羽でくるくる回るように泳ぎ、水ごと水面の食物を吸い込んで、嘴で濾し取る。 1. 有馬富士公園内の福島大池が干上がり、水が非常に減っているので、プランクトンなど 食料があまりないので、その他のため池に分散避難している可能性があるかもしれない その理由: 友が丘のため池などに普段福島大池に多いホシハジロやキンクロハジロなどが来ている 2. 年末の作業として、保存している写真を整理中に、このため池にハシブトガモの群れが 飛来して、くるくる回りながら採餌している写真の保存に出合った。 この事からは数多く越冬のために飛来しハシビロガは福島大池その他に分散して着水し 採餌の可能性がある。 今年は福島大池が減水の為、ハシビロガモの採餌に向かないので、このため池に来ている この小さなため池でも、ぐるぐる回りながらプランクトンを濾し取る採餌できる所が面白い。 ハシビロガモの嘴 再登場 ここから濾し取ったプランクトンなどの餌の残りの水分などを水中に戻すようにく付され ている。 そのぐるぐる回りの採餌方法 2019.03.02の写真 再登場です、ごめんなさい。
このような、集団で、”言わば追い込み漁”はアラスカの海でクジラが行う追い込み漁の 豪快さもテレビなどの報道でよく知られていると思います。 また、 極端に少ない例だと思いますが、 カワウの追い込み漁らしい姿を武庫川で目撃したことがあります。 こうしてみると、多くの動物で祖先から遺伝した効率の良い作業法としてもっともっと 多くの動物で例がありそうですね。 旋回ぶりは見事でした。 福島大池がこの冬、干上がった為にプランクトンの採餌が困難になった「ハシビロガモ」が 無地も豊富でプランクトンにも恵まれているかもしれないこのため池に着水したかもしれない。 しかし、この推測は: 1. 今年に限って言えば当たっているかもしれない。 2. しかし、過去の写真の保存例から言えば、毎年の例の如くの飛来で異例とは言えない。 と考えられます。 年末年始、福島大池訪問回数が減っており、その後の福島大池へのカモ類の飛来がどの程度回復 したか? 干上がったままだと、保護にはなりそうもありませんので野鳥の飛来が心配です。 〇 § × お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年01月11日 09時36分55秒
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