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三田のいのしし 見て歩き日記

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2020年01月31日
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カテゴリ:生き物の生態

はじめに
 (1) オシドリがとあるため池にあって、いつも右岸の木の枝が伸びた水面付近で生息していて

            めったにその姿の全体像撮影のチャンスが無かった。

   (2) 2010.01.18(土)

            偶然、そのオシドリの♂オスが、右岸を離れて、左岸沿いに右に左に往き来している

            姿に出合ったのでご紹介します。

            その遠景

            
             道路際のフェンス越しに撮影、右に移動中の姿。
            2,30m離れた右岸から、他の野鳥(推測 カルガモ、キンクロハジロなど)について

            左岸に移動した後、左岸に滞留しているものと思われた。  

   (3) 今回は、この18日(土)この友が丘のため池で出合ったそのほかの野鳥の姿も併せて

            ご紹介させていただきます。

1月18日(土)ため池左岸の土手下の池を左右に行き来していたオシドリの♂オス

            このため池で初めて、その鮮やかな姿に接した写真           

            
           鮮やかな色どりながら、草木の茂る左岸の池面。
 
           ともかくこのオシドリが左右に往復して泳ぐので、その左右の姿を撮影した。
           

    
            やや正面を向いた姿
           

            右から左に向いて泳ぐ姿
           
            1. オスの写真です。メススの写真は後日ご紹介の予定です。
            2. その顔には「勾玉形マガタマガタ」の白色部が見える。
            3. 後頭には冠羽
          4. 頬から首に飾り羽がある。

            5. 三列風切の内側羽の内弁は帆のように大きく、その形から”銀杏羽”とも呼ばれる

            ※ 「野鳥大図鑑」47ぺ-ジ引用。

           
            多分、この反り返っている羽が  ”銀杏羽” であろう。

2020.01.24  追記
   友が丘のため池に関しては、上記の光景と右岸の岸辺のふるまいなどがこれまでの姿でした

         1月24日(金)

         初めて複数のオシドリが観察された。オシドリはこの三田などでは繁殖はしないらしいので

         ♂と♀ オスとメスがいてもその子供や子育てぶりなどは観察できそうにありません。

             

            観察地点から遠いので、映像がわかりづらいですが、オシドリのオスがこの写真で3羽

            メスが2羽、見えている。

            左の、池に倒れこんだ木の枝と岸辺の窪地にはそれぞれ数羽がいるので、この場所の

            オシドリは、合計で推定10羽以上の見込み
 

            池の中央を泳ぐカルガモとホシハジロ(カモ科) 手前の道路から見て奥の岸に向けて

            泳いでいた。このカモ類も警戒心は旺盛で、警戒したい相手から遠ざかる行為はオシドリ

            とあまり差異はないだろう。

            ただ、平素池の中央や道路側などで採餌しているので、警戒したい相手を道路側で感じる

            と、この写真のように奥に向かって移動する例もみられる。

           

         (このため池以外の行動について・・・

           ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、ハシビロガモ、マガモなどを福島大池で観察すると

           その多くは、池の岸辺付近にいて、前後左右の移動することもありますが、池の側道を通過

           するウォ-キングの人々に対する警戒心はほとんどありません。

           キンクロハジロは福島大池では、おおむね池の中央付近で採餌の為潜る行為の繰り返しが

            観察 できるし、このため池でも道路際に来ることはなさそうです)

           上の写真の拡大図
          

         この日の纏まった群れの中から、1羽のオシドリが抜け出して、奥の岸に向かい半周して

         右岸の方へ泳ぐ姿が見えた。

          
          道路際から見て、推定5,60m先か?銀杏羽により帆掛け船みたいな泳ぎぶりびっくり

       ※以上は1月24日観察現場の追記挿入です。ご理解ください。
          尚、25日には1羽もいないので、城山公園下の池へ移動しているかもしれません。

最初の発見の頃は、このため池には、オスのオシドリが少数いて、安全を見計らっては池の中央

など泳ぎ出ることもあるだろうと思いました。

今日では、他の池の状況に応じて、今回の写真の如くオスもメスも帯同して飛来することがわか

りました。

水鳥の中で、どこにでも見られるカイツブリは、この友が丘のため池では見られませんが

あくまでも推測ですが、このため池にあって、道路際から池の奥への往復の泳ぎや、左右の岸

の間を行き来するそのほかのカモ類は

     キンクロハジロ

     ホシハジロ

     カルガモ
などがいます。

オシドリは、これらのカモ類が左右などに移動して採餌する行為に準じて、左右の岸辺から

池の中央や奥へ移動するように見えます。

尚、このため池と城山公園下のため池のオシドリの数や行動を観察したところでは、友が丘の

ため池は狭くて、数の多いオシドリが活発に活動できるスぺ-スがなさそうに見えます。

ホシハジロなども夜間の移動と休息御池と採餌向きの池などの区があるらしいので、このオシ

ドリも城山公園下のオシドリが、その一部で採餌の為このため池に移動して、滞留などの姿を

我々が見ているのかもしれません。

      2020.01.19 (日) 午前

      城山公園下のため池へ、オシドリの生態観察に行き、かなりその動きを観察できました。

      後日、表示の予定です。

      ご参考までに、ウイキペディアに見えるオシドリの集団の写真

       

      2019.12.に私のブログにご紹介のオシドリの集団行動の写真です。

      まさかこんな写真の撮影ができるとは思えなかったので、”撮りたいなあ!”・・・と思い

      ながら、このため池のオシドリの数では、無理だろうと思い、紹介させてもらった。

      オシドリの集団での移動の生態でした。

      NHKのドキュメンタリ-番組で”オシドリ”の子育ての生態を見た。

      1. 情報通り大木の洞穴で、産卵、孵化する

      2. 生まれた子鳥は自力で高い木の上から地上に落下する。この段階でカラス?など

              害獣に捕捉、食べられる場合もあった。

      3.   そこから、生活の場所である池などへは、親鳥(すべてメス鳥?)が誘導して案内

            少なくとも 関西など西日本は繁殖しないので、この光景の確認はできない。

      4. かねて、この高木の洞穴が、都合よく池の傍にあるのか? 疑問だったが、今回の

            ドクメンタリ-によると、かなり遠距離の場所にある木で、そこから池までの距離が

            かなり長いので、自動車・人間、イヌ、ネコなどの動物など危険が多い場所であるも

            ものの、樹上の洞穴へ産卵できる場所がどこにあるか?

            そんなに都合よく池の傍にありそうにもない。ここからすべてが始まっている。
        
        
   ※ 
このため池で見るその他のカモ類

        昔からここも城山公園下のため池もこのキンクロハジロがいるケ-スが多かった。

        キンクロハジロ

          

        福島大池、武庫川、城山公園下のため池、三田御池など広く住んでいるように見えます。

        水中に潜って採餌している場面によく出会います。


        2組のオスメス
          

        ホシハジロ

        
        昼間、こんな姿で出合うこともありますが、福島大池などでは、通常日中は数多くの仲間が

        居眠りをしている光景に出合ってきました。

        夕方から餌場に飛び、夜間に採餌する傾向があるようです。

       カルガモ

      
      武庫川やその支流にも数多く見られます。

      カモ類の中で、唯一、年中三田にいるカモです。
    

〇 § ×

     






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最終更新日  2020年02月01日 06時00分12秒
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