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三田のいのしし 見て歩き日記

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2020年05月09日
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カテゴリ:生き物の生態

はじめに

   有馬富士公園の一画「遊びの王国」の南ゲ-トから入るように歩いていきました。

   結果的に「お子様方の密集」を避けるためだろう。閉鎖されていた。

   有馬富士公園そのものが閉鎖されているかもしれない?・・それでも、本当に閉鎖されていると

  大人も含めて気晴らしの先がなくなるので、たぶん大丈夫だろうと思いなおして、帰りかけたのを

   思い直して歩き通して、入園が実現。大勢の方々の為にも喜んだ。

1. イソヒヨドリが我が家の近くにいて、高い声で鳴いていた。

      その1例     

       

      代表的な鳴き声は下記情報の例だろうが、この場合は、威嚇、脅しの発声と見たが ?


       図鑑の情報 鳴き声の例   

       「ホイピ-チュチュピ-ピチュウ」…などとよい声でさえずるらしい。

       私は難聴で、補聴器による声の判断ですが、この時は、電柱のトップから飛び移動しながら、

       かなり大きな声で鳴いていた。ややきつい印象だった。 他のオスか別の鳥を威嚇していたの
       かもしれない。

       少なくとも10年近くこのイソヒヨドリの観察、撮影を行ってきたが

          ①   5月が近づいた今時分、イソヒヨドリを観察できたのは今年2020年、この友が丘

                が初めてだった。

          ➁   今回の撮影で、もしかしてメスドリが営巣中? と思われる住宅の軒下に入ったこと

                から、外敵を追い払う警戒の行動と鳴き声かもしれない?

       大胆に想像すれば、恥も外聞もないすざましい大声で鳴いていた印象です。 

       この付近のお宅、10軒? さぞうるさいだろうなと思ったぐらい大きい声だった。      

       沢山の観察・撮影で写真が多いので、次回はこのイソヒヨドリとその鳴き声(顔の写真)など

       をご紹介・ 掲載の予定です。

2.    有馬富士公園の正規の入り口から入った時は、駐車場の車も少なく人影もまばらだった。

       元々の南入り口に近い「花の講堂」に到着。人影なし。

       ①   ギフチョウが好む花や草などを現場で探してみました。

             
              例えばの話です。今後、折を見てはギフチョウが好む野草探しをしてみたい。

       ➁  ツツジの花にギフチョウが止まり、蜜を吸う写真撮影

              
              口吻(こうふん)をツツジの花に向けている部分が頭ですが、いまだこのギフチョウ

              慣れていないので、ついつい肛角部近くにある赤い斑紋に最初に目が行ってしまった
     
                 

       ③ トサミズキの花が満開だったので、念のため撮影

            

3. ギフチョウがその辺を盛んに飛び回り、地面で吸水しているらしい姿に遭遇した。

      

  この写真でも、ついつい肛角の赤い部分に先に目が向きましたが、頭の部分はその反対側。

      草や落ち葉に止まったギフチョウ
      
      

4. その現場は小さな広場になっているが、テングチョウ(タテハチョウ科)が1羽いた。

      
      この草を食べているのだろうか?

      テングチョウ(天狗蝶)の名前が付いた頭の突起部分ができるだけ見えやすいように。
     
      口吻の湾曲した部分に突き出た「天狗の鼻」部分が見えている。

5. この現場を離れて、急坂を下る。植木?ツツジの花が満開、ギフチョウは吸蜜するかな?

     

6. 下りきった二又の道を左に曲がると、2,30mの間がチョウの観察スポット。

      ① テングチョウ 裏翅

          
           突起している天狗の鼻の部分がよくわかる。♀の裏翅 オスとはずいぶん違う

           表翅

          
          細い歩道の山側には落ち葉とムラサキサギゴケが目立ち、その花も咲く現場で、よほど

          テングチョウのお好みの場所だろうか。 

       ミヤマセセリがムラサキサギゴケの 花で吸蜜、    

          
          スミレやタンポポなどで吸蜜すると資料にもみられるが、このムラサキサギゴケが多い

          この山では、こんな熱心な吸蜜行為を見て感心しました。

          このミヤマセセリは ♀ メス

           
          前翅表の中央部の白帯が゙メスの印だそうだ。    
      

 7.    名前がわからないままに、野草の撮影   今後も続けて観察予定です。

           


          

         
        平素この山の草木の名前、種類など観察、調査していないので、いずれも不明ですが、

        ギフチョウの食草とされているカンアオイ類、ウスバサイシンなどと共に理解が進む

        ことを願っている。

        再 掲  

        ギフチョウの項で掲載させてもらった食草の写真です。お借りした例ですよ

        ウスバサイシン

       

       カンアオイ

      
       ギフチョウはこの有馬富士公園では毎年羽化がかなり多いとの情報がありました。

       だとすると、幼虫の食草も多いはずであり、学習と観察次第では見つかりそうですね。

8.    福島大池の外周道路を歩くころには、ご家族連れや何かの群れが三々五々、まばらな姿勢で

       歩いていた。

       福島大池にいたヒドリガモは1羽もその姿なし。

       あるいは北へ帰ったかもしれない

9.  友が丘3丁目まで帰り着いた時、外周道路の左角に花が終わりかけた野草が見えた。

       シジミチョウ2羽がいた。

       翅がボロボロながら、どうやらツバメシジミらしかった

        
       この「ツバメシジミ」を注目したことが原因ではないが、道路に落ち葉があると思い

       ながら数歩歩いて気が付いたのが次に紹介するチョウ

     その手前の道路に一見、落ち葉に見える物があった。

       右の金網フェンス越しに飛び立った その残像からのイメ-ジでは:

       どうやら「アオスジアゲハ」の日向ぼっこらしかった.  2019.05.05  大原で撮影。

       
       (蝶々も蛾もサナギから羽化してしばらくは、特に日向ぼっこが好きらしい)

道路はかなり重要な観察対象だと思っているものの、その観察対象が警戒しないように、その

手前で止まり、カメラをセットする厳しさ。

今日の最後はこんな結果でした。

先日もこの現場で「テングチョウ」を1羽見ていたのに。

〇 § ×

5月3日(日)

後 記

1. ゴールデンウイ-クの始め、4月27日頃、有馬富士公園と福島大池にチョウの観察に出掛け

      たら、予想以上に来場者が多かったので以後控えている(コロナウイルス対策として)。
       行きたいけど我慢、がまん!

2. 幸い、家庭菜園という人と人の交流の少ない場に恵まれているので畑で体を動かしている。

      5月2日(土)肥料など購入の為にロイヤルホ-ムセンタ-や錦幸園に出掛けたら人の多い

      ので(@_@)。

      推測ですが、ご夫婦でのご来場が多い、車の数が多い。
3.   レジでは、間隔を置けて対応していたが、お互いにご苦労さまです。

      






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最終更新日  2020年05月09日 08時03分39秒
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