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三田のいのしし 見て歩き日記

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2020年07月03日
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カテゴリ:生き物の生態

はじめに

   白帯が3本あるコミスジやホシミスジなどが飛び始めています。

   コロナウイルスの感染予防の為、外出の仕方が例年と大幅に違っている昨今ですが、今回ご紹介

   のコミスジやホシミスジの他、アサマイチモンなどとの出会いがこれから楽しめることだろう。

   私が最初にコミスジに出合った頃(2020.05.14)、サトキマダラヒカゲがその辺の道路や森

   で飛び回っておりました。

      

さて:

1. コミスジとの出合い 06・05・14(木)
      有馬富士公園の花の講堂から、崖路を真下に降りた山中の細道が左右に分かれる一画で

      クロアゲハのチョウらしからぬ大振りの羽ばたきの”クロアゲハ”が山肌の梢を揺るがして

      移動したので驚いたことだった。

        
      ちょっと大げさな表現をすれば、このチョウが動くと木の葉が揺れる感じだったびっくり

      いかにもチョウのシ-ズンを思わせる空気の揺らぎだった。

    その、ちょっとした気持ちの揺らぎの後に出合ったのがこのコミスジの出合い

      
     3筋の白帯の内、前縁側の白帯は2つに分離(フィ-ルドガイド 日本のチョウ 引用)

      ここはテングチョウやミヤマセセリ、ムラサキシジミがいるので、このコミスジで3種類

      のチョウの出現でした。

      さらに次々と羽化によるチョウの出合いを期待しましたが、コロナウイルスに伴い

      この山へのウオ-キング回数が激減しているので、ちょっと中断の状態。

  5月14日のその他の写真

         
       タテハチョウ科のチョウの多くは羽を閉じて止まるので、このような光景に出合うことが

       多いのですが、このコミスジは止まる時に翅を開いてその表翅が見やすい。

       同時の裏翅も、このように撮影できるのが理想だと思った。3つの白帯がわかる。      

      表翅の姿、写真は左にやや回転させているので、翅が左右ややいびつに写っている

       
       ♀かもしれない。 

        無修正の姿です。

       

2. ホシミスジ(タテハチョウ科)に兵庫中央病院の藪で今年初めて出会った

       2020.06.05

       
      3筋の白帯に関して、前縁側の白帯が4つ、5つに分離しているのでホシミスジと分かる。
      (フィールドガイド 日本のチョウから引用)
      この日の出合いがきっかけとなって、以後今日までこのホシミスジは、有馬富士公園や
      この友が丘町内など、様々な地域で出合う事んあった。

       裏翅も同じ白帯ながら、星が三筋あるので区別できるとされている。

3-1 ウオ-キング中に出合ったホシミスジ

      2020.06-06 友が丘3丁目、外周道路の金網フェンスにて

      
       ♂のように見えます。

      裏羽とその星

       
        白帯と星が見えます。

3-2 道路にて
      2020.06.09  有馬富士公園にて 道路地面にいたホシミスジ

      
       横滑りに飛び続け、ひょいと浮き上がり、ひょうひょうと飛ぶ様を言葉で表現する力を

       持ち合わせておりませんが、表翅、裏翅の双方が同じ時間帯で撮影できることが多いこの

       チョウ。 嬉しい存在です

3-3  我が家の庭、金木星に止まってくれた。

      ホシミスジが突然我が家の庭の金木星にきて、長く止まっていてくれたので、沢山の写真

      撮影ができた。裏翅の”三筋の星”もなんとか撮影ができてよかった。 

      金木星の葉に止まったホシミスジ

         

         


         ♀だと思われます。

        

         

         

3-4 有馬富士公園付属の遊びの王国、南門手前の植木にて

        

        

  ※  ウイキペディアの情報

       1. ホシミスジは、おおかた翅を開いて止まる。
       2.   コミスジと同じく翅を開いたまま、羽ばたかずに滑空・・というイチモンジチョウ亜科

             で典型的な飛び方をする。

       3. 大きさ 前翅長=23-31mm

  ※  フィールドガイド 日本のチョウの情報

        1. 生息環境

              主に丘陵地~山地の疎林、林縁、露岩地が本来の生息地だが、ユキヤナギやコデマリなど

              の植栽により都市部の公園や人家周辺で見られるようになった。

              (私の住んでいる地域も雪や長野植栽が多く、ホシミスジの発生が観察できます)    

        2.  行動

               日中、やや低い位置を飛翔し、イボタノキやリョウブなど各種の花を訪れる。

               路上で吸水したり、獣糞などにも集まる。      


コロナウイルス感染を避ける為に、あるいは、梅雨の雨を避ける為に有馬富士公園や福島大池

訪問の回数が減っております。

その為に対象によっては観察にばらつきがあり、拾いきれない現象がありそうですがホシミスジ

のようにユキヤナギなどの植栽に伴いこの友が丘地区など数多くのホシミスジが生息しています

そんな印象を受けました。友が丘3丁目から2丁目の外周道路に沿って自宅に帰る際ホシミスジ

私の前後して飛び交い、或いは滑空している様にしばしば出合います。

有難い日々であります。

〇 § ×






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最終更新日  2020年07月03日 09時37分06秒
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