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テーマ:生き物との出会い(511)
カテゴリ:生き物の生態
初めのはじめ 1)今回のブログ 7月22日掲載予定 ⇒7月27日(月)実行。 この現場でのジャコウアゲハやその幼虫の食草ウマノスズクサなどの紹介 2)その後のジャコウアゲハとの出合いとウマノスズクサとその花のご紹介 3)主としてウマノスズクサににたつる性植物などの観察 ジャコウアゲハの本年の3回目の発生に出合えるかもしれない。その様子などを このブログを作成の過程で分かったことを通じて、順次ご紹介の予定です。 ジャコウアゲハは: 【フィ-ルドガイド 日本のチョウ】ジャコウアゲハ 麝香揚羽によると: その生息環境として、平地~山地に見られ、ウマノスズクサが見られる河川堤防や農地、人家 周辺などの明るい草原環境のほか、オオバウマノスズクサの生え樹林地の林縁部などや暗い 暗い場所にも生息する。 これからご紹介するその場所は、まさにこのフィ-ルドガイドに紹介されている【河川堤防】 であり、そこには幼虫が生まれ育つ【ウマノスズクサ】(ウマノスズクサ科)と共に 観察できる嬉しさに、いささか興奮しております。 その現場・・・広い意味で武庫川の土手道の左右 かなり沢山のジャコウアゲハがこの辺りに出現して、思い思いにひらひら飛び交い、時に 2羽がミ-トして、バトルの風情! たいがい上空に舞い上がるが、その後、それらしい1羽が下りてきて、アカツメグサ (別名ムラサキツメクサ)の花で吸蜜、次々にその花を変えて飛ぶ姿を目撃できた。 ウマノスズクサとジャコウアゲハは毒を持っているので、恐々、観察した。 2. 2020.07.05(日) ♀の翅の色 黄灰色~暗灰色
尾状突起 長い この現場ではアカツメグサが目立った。 ① 寒冷地では年に2回、温暖地では年3~4回の発生。場所により異なるが4~5月、6~7月 8月、9月に見られる。地理的変異が強く、本土亜種、屋久島亜種、奄美・沖縄亜種 ➁ 食草はウマノスズクサやオオバウマノスズクサ、リュウキュウウマノスズクサ、ホソバウマ ノスズクサ、など。 成虫はニシキウツギ、レンゲソウ、オカトラノオなどの花で吸蜜し、♀は移動性が強い。 ③ 食草に毒成分があり、幼虫、サナギ、成虫も毒性の香気を放ち、取りが嫌う。 ④ 分 布 本州から四国、九州、南西諸島に分布する。 ⑤ 大きさ 4.1~6cm ※ 以上の情報は「日本のチョウ 成虫・幼虫図鑑」の引用です。 4.食草の「ウメノスズクサ」馬の鈴草 とは: ➁ 【里山のつる性植物】谷川栄子著 ウマノスズクサ 引用 ウマノスズクサ科 多年草 (有毒なので要注意) オオバウマノスズクサの近縁種 別 名 ウマノスズカケ、オハグロバナ 分 布 本州(関東以西)~沖縄 小川の岸、土手などの草地 花 期 6~9月 果 期 夏~秋 ジャコウアゲハが飛んでいる草むらに咲いていた花。緑の葉は薄くて優しそうだけれど 花や地下茎などに独特の臭いと毒性をもつので注意が必要。 ぶら下がる果実を馬の首につける鈴に例えた名。 2017.08.29 ブログ ① 兵庫中央病院の一画 成虫の写真 ➁ カラスのエンドウと思われる草で吸蜜中だった
胴体の部分の赤い模様でジャコウアゲハだと思った。 ③ 当時は、このアゲハチョウの食草が「ウマノスズクサ」という情報も入手しておらず、 2020.07月現在も、同地域の「ウマノスズクサ」に関して未確認です。 ともかく、今回ジャコウアゲハが多数いた武庫川べりとは遠く離れているので、 この兵庫中央病院の一画にも「ウマノスズクサ」の生育が見られるものと思われます。 ① 7月2日(木)武庫川の土手道にて、ジャコウアゲハの群れに出合って以来、合計7日間 この現場に通った。 ➁ ウマノスズクサが生えている本数がそんなに多くないこと(あくまで見えている範囲では) ③ ジャコウアゲハの幼虫の食欲が想像以上に王制であるらしいこと。 この辺のことも、今後順次ブログ掲載の記事の中でご報告の予定でおります。 2020.07.21日 記録 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年07月27日 15時18分01秒
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