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テーマ:生き物との出会い(511)
カテゴリ:生き物の生態
はじめに 2020.07.05(日) ジャコウアゲハ : 2回目の出合い 武庫川土手道の左右 受けていながら、幼虫の食草など一連の観察経験が無かったので、ジャコウアゲハとは・・・ すっかり忘れていた。 今回は、その幼虫や、食草、すべての発生の環境である武庫川の土手道とその左右の環境 なども念入りに観察できることに成った。 前回も含めて、ジャコウアゲハのこのような映像をみると翅の映像がややぼやけて見えるような 気がします。 この事は、ジャコウアゲハが吸蜜中に鳥など外敵に襲われて被害を被った長い年月の累積で いつでも飛び立てるように身構えながら吸蜜している…とも考えられますね。 羽 化 5月につづいて2回目 6月下旬から7月末 (フィ-ルドガイド 日本のチョウ) 本年2回目の羽化が真っ盛りの印象で、盛んに羽ばたき、吸蜜の繰り返し 8月に3回目の羽化があるらしい。 また楽しめそうです。 以下の映像は7月5日(日) アザミ類など各種の花を訪れる。地上で吸水が行われることはまれである。 われわれの目にとまる時、この現場をかなりの数のジャコウアゲハが目につきます。 アカツメグサやシロツメグサなどでの吸蜜と相前後して産卵活動がおこなわれるのか その点は未確認です。 その発生場所や幼虫の食草などについて、理解に努めた。 その結果、この武庫川べりがその発生に優れた環境であることが分かり、また、幼虫の食草 が成虫の発生、飛翔している場所と密接に関係していることも分かった。 そこで、幼虫の食草探しを行った。 7月12日(日) 武庫川の川に面した斜面に立つフェンス沿いに発見 以上は「柵山のつる性植物」谷川栄子著 から引用 のであろう。 ウマノスズクサの葉の見分けの為、熱心に観察した。
丸いボ-ル状の部分たどり着いたムシは逆毛により、出にくい構造になっているらしい。 見極めが難しいこのウマノスズクサの様子を覚える為、この時点では、ジャコウアゲハの サナギがいないかに見えた株の撮影も行って記憶の向上を図った。 すざましい食欲により、このようなつるについている葉も数日で丸坊主になることが後日 判明した。
この写真の背後はフェンス越しに、葛に覆われた大きな草の茂みが川近くまで続いている。 その中に”ウマノスズクサがどの程度生えているのか?” その様子は分かりませんが、7月2日などのジャコウアゲハとの出会いから見ると、かなり な数の ウマノスズクサの株が雑草に隠れていると思った。 独特な臭気(ジャコウ、麝香)をこの草が出すので、チョウのジャコウアゲハはこの草に たどり着くのは容易だと思った。 オオバウマノスズクサ 22~23ぺ-ジ その実の形が馬の首につける鈴に似ているので。 ウマノスズクサ 23ぺ-ジ 後半 1. 有毒なので要注意 2. 馬の鈴草、ウマノスズカケ、オハグロバナ(萼筒の中が黒いので・・・私の推測) 3. 小川の岸、土手などの草地 4. 花 期 6月~9月 果 期 夏~秋 5. 特 徴 独特の臭い 〇 § × コロナウイルスと武庫川土手道の観察 いかにのんきな年寄りと言えども、今日のコロナウイルスの状況では無関心ではいられない。 しかし、この武庫川の土手道は、幸い人の出入り、移動の数が大変少ない。 1. ウオ-キング 2. 自転車(ママチャリが多い) ママチャリながら、この土手道を片道4㎞ぐらい昇り、折り返す中で子のジャコウアゲハの現場 観察を行っている。 お互いに会話、対面の機会が無いのがありがたい。 (1) こんな虫などにも出合っている ⇒ ハエ目ムシヒキアブ科 アオメアブ 【小学館のNEO昆虫】だった。早速購入した。@2,200円 こんな虫が何であるか、理解が届けば幸いです。 ⇒役に立ちました。 ➁ 体 長 20~29mm ③ 平地に住みます。日向に静止し、近づく昆虫をとら えて体液を吸います。 ④ 6月~8月発生。 アブは、”ヤマトアブのメス”かもしれません。102p参照
この1羽のみで、やや高い所を行き交いしていたが、白い花で吸蜜も見られた。 荒地、公園、農地雑木林周辺の草地、採草地や山地草原などに見られる (フィ-ルドガイド 日本のチョウ9引用 このジャコウアゲハが飛び回る武庫川の堤防は納得のいく現場だと思います。 ヒメウラナミジャノメも 健在でした。 このチョウは、どの現場でも出会う機会が多いが、お花などの止まった際、裏羽が見える も、おおむね表翅を開いて止まる傾向が強いのでなじみやすい。 〇 § × お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年08月08日 17時42分54秒
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