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三田のいのしし 見て歩き日記

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2020年11月20日
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カテゴリ:生き物の生態

はじめに

   昨年の冬に続いてこの秋もオシドリが友が丘のため池に来たので嬉しい。

  
   夫唱婦随にあらず婦唱夫隋?  2020.01.19 城山公園下のため池にて。
   この冬は、友が丘のため池で出来れば長時間じっと待ち受けて、観察・撮影してみたい

   そんな希望(野望?かな)が芽生えつつあります。


さて:

今日は2020.11.12(木) 近くの病院の3カ月毎の定期診察日です

08:45頃家を出て、1kmあまりの近くにあるこの病院へ歩いて出かけました。

ナンキンハゼの葉がこんなに紅葉している通りの下、歩道を歩いて病院通い。
これは我が家の2階からの撮影ですが、この木の下が歩道で、その向こう側が車道です。
この道を左から右に進む。

人家の塀に小ムシがいる! 歩道の右側に点々と家があり、塀が連なっている現場です。
    こんな虫の姿と塀へのしがみつき方でした。

      
     

      拡大してみました。

     
      フラッシュをたいての撮影、あまりはっきりしませんが、キマダラカメムシの幼虫で

      あると思います。

      その成虫   2020.10.20 我が家の2階 窓の敷居にて

      
       このカメムシが南方からの渡来であり、ナンキンハゼにいるとの資料の情報でしたが

       今回、我が家から離れた町内の個人宅の塀に居て、そばにナンキンハゼの街路樹が

       茂っている環境から、この虫は資料の通りの生活ぶりであることがつかめました。

       

しばらく歩くと、代表的なカメムシ”アオクサカメムシ”を発見!

       

     先日、我が家の壁面にじっとしていたアオクサカメムシと全く同じポ-ズでした。

       10月下旬から11月にかけて越冬しはじめるらしい。

       越冬場所の候補 民家の屋根裏・戸袋の中など

       既述の如く我が家の壁や、戸袋などに集まって越冬する傾向があるらしい。

       このアオクサカメムシも写真の塀の民家へ越冬のための行動中らしい。  
   

さらにしばらく歩くと、あきらかに蛾と分かるものが、人家の塀にピッタリとはりついて

いました。

   
       
蛾については、特定できる情報の持ち合わせがあまりないので、こんな姿のご紹介だけ。

兵庫中央病院で診察終了後、地悪にある薬局に向かいました。

   病院の一画に育つイチョウの黄葉が見事でした。

       

病院の一画から市内を望む。

     

友が丘三丁目の外周道路沿いには、金網のフェンスがあり、その塀にはつる性植物の宝庫で

特に”アオツヅラフジ”の実がきれいでした。

     
     この時期は、フェンス喉のこのアオツヅラフジの実が見事です。

やがて、朝出かけに観察しながら歩いた歩道に戻りました。

早速、人家の塀に小ムシを発見。撮影しました。

外見から言って、朝出かけに写したカメムシの”キマダラカメムシ”にそっくりだったが。

正しくは・・・クサギカメムシらしい。

      
      ※ この写真は、背中の模様などが明瞭でなかったので、パソコンの操作で模様を

          見てみました。
          その結果、クサギカメムシと思われます。

          ① カメムシ科  12~16mm(資料によっては 13~18mm)

                   北海道~九州、南西諸島。

          ➁ 4月~10月・・(民家の屋根裏などへ移動して越冬すると思われる)

                                    (10月から11月にかけて越冬にかかるらしい)
          ③   越 冬  民家の屋根裏、戸袋など。結果として集まる傾向があるので、集団

                               越冬と言われるらしい

      ※  キマダラカメムシ、アオクサカメムシ、クサギカメムシのどいずれも成虫で越冬し

           民家などの屋根裏、戸袋、空調機器などに集まるものと思われます。 

    図鑑によるとクサギカメムシは豆類やミカン、柿などの果実で汁を吸うとある。

      そのクサギカメムシが、住宅地で約800戸により開けたこの地帯にきて、越冬作業に

      入るような姿勢にいる理由が分かりませんが、複数が広い範囲で見つかりました。

      また、人間にとってその悪臭に悩まされるらしいカメムシだとわかった。

   ネット検索してみても、その幼虫も含めて”キマダラカメムシ”に似ていることが分かった。

   先日からキマダラカメムシやクサギカメムシの祖先は共通の祖先であろうとの思いが

   ますます強くなった。

ともかく、キマダラカメムシは、ナンキンハゼの渡来とともに海外から日本に渡来した虫で
あるらしいので、この友が丘の中でも街路樹としてナンキンハゼが植わっている地域にいる

のだろう。

また、越冬の為人家の屋根裏などへ移動する時期の終わりが11月の今頃らしい。

その辺を頭に入れて観察・撮影中です。

〇 § ×






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最終更新日  2020年11月20日 13時44分44秒
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