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三田のいのしし 見て歩き日記

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2020年12月25日
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カテゴリ:生き物の生態

はじめに

   トノサマバッタらしい1匹に出合い、成虫での越冬を疑い、撮影しておきました。

    

   ネット検索:
    ウイキペディアによると、成虫は死亡し、卵で越冬する…とありました。

   12月14日(月)は、まだ暖かいということだろうか?

さて、12月18日(金)晴天、家事が一段落したので、近くの郵便局に「年賀はがき」を一纏めで

届けて、対外的な年中行事はこれで終わり、新年を迎える運びになりました。

   1) 電線にいる小鳥にカメラを向けて撮影の練習を試みた・・・雀

           
          素人には余程好天でないと、その種類を識別できる成果が得られない。トホホホ・・・

     2)久しぶりに有馬富士の山を撮影 374mか

          

   3)花の講堂にある野鳥観察の楽しめる場所にて     
        ヤマガラ(山雀)らしい1羽 

        
       茂みに隠れていた赤い実を沢山付けた木に写真の小鳥が数羽来て、赤い実を写真のように

       熱心についばみ、その瞬間次の場所に移る動作の繰り返しだった。

       明日こそ、この現場で、撮影の成功を夢見て引き上げた。

       ① スズメ目シジュウカラ科 L14cm

       ➁ 留鳥として全国に分布する。平地から山林。

       ③ 松の種子、シイ、カシ類、エゴノキの堅果も好む。上の写真のように足指で押さえ丈夫

             嘴で割って食べる。貯蔵も行う。(上の写真、赤い実に食らいついている)

       ④ ツ-ツ-ピ-と鳴く

             以上 「野鳥大図鑑」の引用 

  3)福島大池が近い山裾で、ヒヨドリに出合った。

       こんな近くで撮れたヒヨドリ

        

       得意のポ-ズ? 相変わらず私の近くでウロウロ?
        
      平素、忙しいこの鳥が、なぜか逃げもせず近間を移動するだけ、びっくりした。

      ① ヒヨドリ科 L28㎝ 留鳥または漂鳥 雌雄同色

      ➁   特に秋は液果に依存し、北方や山の液果がなくなることが季節移動をする起因の一つ。

      ③ 近年は、都市部の庭木や街路樹などにも巣を作る。

            以上「野鳥大図鑑」引用


      ※   12月20日(日)ツグミの大群が大原の里の電線とその付近に集まり、大変な騒ぎだった。

            秋に山地で群れで過ごし、冬は分散して平地に移動(野鳥大図鑑より)。

            日中、1枚1枚の田んぼなどで暮らす時期に入るに際して、このように電線などに群れと

            なって、何か相互に情報交換を行っているかもしれない。

           これから先、大原、川除、貴志などの田園地帯を歩くと、1枚の田んぼに1羽の割合で

           ツグミがいることにしばしば気づきます。

           次回に、別途、この写真も掲載の予定です。 

           

4)福島大池(一周1800m)をめぐって、野鳥の渡来について観察を行った。

    その1) オオバン(クイナ科の一つ)

      棚田があるコ-ナ―、大池の岸から、多数のオオバンが次々に走り出て、入水し泳ぎ出した 

      目前の岸辺から走り出て入水寸前のオオバン その1

        
        次々に出っ張った岸辺の陰から走り出て、入水に向かうオオバン その2

         

        バラバラに入水後、沖に向かって進むオオバン2羽
        
       確かではないが、オオバンは総数で6,7羽、岸辺から沖に向かって泳いでいった。

           この大池と傍にある湿地には、ヒクイナ、オオバン、クイナがいたことを、私も観察し

              撮影してきたが、少なくとも5,6羽のオオバンが、突き出てその存在が分かりずらい岸辺

              から,池に走り出て来たので、驚いた。この数年こんなにオオバンが纏まっていたのは、

              見たことがありませんでした。(以下は、「野鳥大図鑑」情報の引用。

        ① ツル目クイナ科 その仲間 バン、クイナ、ヒクイナ。沖縄にはヤンバルクイナ。

        ➁ 厳冬期には群れで過ごすことが多く、大群になることもある。一夫一妻。

              この時期、武庫川でも多数出合うが、その習性によるものかもしれない。

         ③   雌雄同色、全身が黒色、額板と嘴は白色で僅かに淡紅色みがある。 

  

   その2 渡り鳥のカモ類の飛来状況を観察。あまりにも少ないので寂しかった。

      1)ヒドリガモ 
            
        

      2)ホシハジロ

           例年、池の面で昼寝する集団に出合う
           
         友が丘のため池や城山公園下のため池にも飛来している。

           近くで見るとこんな格好で寝ていることをよく見る。

            
           夜間に採餌活動が盛んなために、朝から基地になるため池で昼寝に入るしゅうせいらしい。 

           ゆっくり、ゆっくり浮いている。

           背面の白い羽に溜まった水滴がキラキラ光る様が”星”のイメ-ジにつながり、この名前が

           ついたであろうと推察している。

      3)ハシビロガモ(嘴太鴨)

           
          写真の写りは悪いが、独特の発達をとげたクチバシの形は理解できる

           
          前方から見たクチバシの広がり。2枚の写真で「ハシビロガモ」の名前が納得できる。 

   その3 かつてヒクイナがこの時期、常に観察されていた湿地で小鳥に出合った。

         アオジ(青鵐)英語名 Black-faced Bunting らしい
          
         この湿地はかつて茶畑であったとされているが、いまでは藪の状態を背後にして、この

         ような湿地が連なっている。

         かなり長い年月、ここでクイナ科のヒクイナの観察、撮影の来た際、しばしばこの

         野鳥が来て、このような場所を好む野鳥であると思った。 

        

         藪のある明るい林、林縁に多いとされている青鵐。まさにこの水たまりの有る場所が

         ぴったりの場所だ。たいがい1羽か2羽が飛来。            

これから令和3年 2021年の春先まで有馬富士公園で野鳥の観察、福島大池と湿地でのクイナ科

ヒクイナ、クイナなどの観察を楽しみにしておりますが、ごく近年、カモ類の種類と数の飛来が

減少しているかに見えます。

これからその渡来が増加することを願っております。

〇 § ×


    






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最終更新日  2020年12月25日 16時37分52秒
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