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三田のいのしし 見て歩き日記

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2021年04月30日
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カテゴリ:生き物の生態

4月19日(月)ソメイヨシノ(桜)の幹にヨコヅナサシガメを発見、びっくり、(*_*)。
また、4月22日(木)ソメイヨシノにキマダラカメムシがいた。

 
はじめに;
   近年、蝶々の観察が私にとって、重要な行事になりつつあります。
   2020年7月、武庫川べりで”ジャコウアゲハ”が乱舞する場所に出合い、例年5月頃から9月頃

  まで、3回羽化するとされている。
  その食草であるウマノスズクサの発生から成長の観察の
 為に出かけた。

     ウマノスズクサ  2020.07月 観察の例 DSCN2418

       
       ウマノスズクサの写真の、葉の右端に黒く見えるのがジャコウアゲハの幼虫らしい。

       まばらにポツンポツン生えているウマノスズクサを観察開始した。

       ジャコウアゲハ  2020.07月 観察例 dscn2247

       

※ 19,22日の2回で、ジャコウアゲハの幼虫の食草の”ウマノスズクサ”の発生場所と本数は

      おおよそつかめた。DSCN5959

       
       まだ花のつぼみは出ていないように見ました。


今回は、その発見と観察はさておき、その時にぶっつかった、二つの大きなショック、出合い

を見て頂きます。


その一 

ソメイヨシノ数本にサシガメのヨコヅナサシガメ(幼虫らしい?)が見つかり、(*_*)。

そのご紹介です。

   その前に、キマダカメムシ1匹をソメイヨシノに見た。2021.04.22 武庫川土手道にて

    
    桜、カキ、サルスベリ、ナンキンハゼなどにいる。カメムシ科カメムシ亜科。
    写真は、ソメイヨシノ(桜)の木肌で見つけたキマダラカメムhシ 

    L20mmをこえる大きいカメムシ
     
JR新三田駅を超えて、福島橋を渡り、左折すると武庫川に再び出合う。
この武庫川沿いの土手道を北上しながら歩いた。広い土手上には”ソメイヨシノ”桜の木が2列で、
一定間隔で並んでいる。

福島橋から、やく1000m歩いたところに”ジャコウアゲハ” の発生場所がある。


その手前の桜並木が、ソメイヨシノを好むと資料にある”ヨコヅナサシガメ”に出合った桜です。

   桜並木  DSCN5796

      
     写真の右の1本と、ここでは間隔があいているが、一列に並んだ桜の巨木がありその舞台です

   2021.04.19 最初の1本 ヨコヅナカメムシも1匹 主に目の高さ以下に見られた。
     

    その位置で、動いたヨコヅナサシガメを撮影し、見やすいように回転させた1枚。     

   
    この時点ではジャコウアゲハの幼虫が卵からサナギまでの間、お世話になるウマノスズクサ

    に頭が集中していて、この撮影は今後のカメムシの情報収集に一環の感覚だった。

    ”なるほど、こんな虫か?”・・・なにカメムシ科? の気持ち。


※  その帰り道 、上の写真の桜並木の歩道側、数本を、念のため観察しながら歩いた。 
     偶然”ヨコヅナサシガメ”の、正しくは幼虫が集まっているソメイヨシノに出合った     

     DSCN6006 ソメイヨシノの林立する様

     
 

    その観察作業から、意識してソメイヨシノの木々を観察しながら歩いた。その結果。

     DSCN5829 勿論この時点ではその名前は?

      
     ネット検索によると、これらの幼虫は,こんな例もあるが 、すくなくとも数十匹が山盛り

     になって集まるらしい。    


      DSCN5816 左から1匹群れに近づいていた。 こんな株が何本もあった。
      
      この写真で、左から1匹移動して、群れに集合する動きが感じられた。

      他の株の場合も、同様に集合して、群れを大きくする行動が感じられた。

      DSCN5814 桜の木の肌に密着していたアオガエル

       
      最初、このカエルが目にとまった。 次のステップで、其の上方に眼を上げたら上の写真の
      のように、ヨコヅナカメムシの幼虫の集団がいたのです。

     2021.04.22  再び、ウマノスズクサの成長具合を観察の為に来訪した。

     その結果、1本のソメイヨシノに2匹の幼虫がいるのを見つけた DSCN5831

        

      それ以外、見つからなかった。

      この事から、偶然ながら2021.04.19から21日の間に、これらのグル-プのサシガメは、各々
       羽化をとげて、各地に向けて飛び立ったものと思われました
   この間にあった、幼虫が羽化をした姿の写真がありませんので、ネット検索でお借りした1枚

       昆虫写真図鑑の1枚

       
       この後、翅の色などが黒くなるらしい。

4月23日(金)家庭菜園での作業の前に、ちょっと時間を割いて、(自転車で走り)、

ヨコヅナサシガメの幼虫から羽化して、赤い羽根から、さらに黒い羽の変わる様が見れるもの
ならみたいと思った。

    たくさん並ぶソメイヨシノの株の中、1本だけ”翅が黒く変わったヨコヅナサシガメ”が
    見つかった。

    DSCN6023 翅も見えた。 お借りしてご紹介させてもらった、赤い羽根の羽化状態から

    黒い体に、透明な翅に代わっていた。

    近親交配を避ける為に、この姿で、思い思いに飛んでいくらしい。 

     
     写真の撮り方に課題があり、翅の透明さが分からない。ともかく羽化後らしい。

     その木の洞に、まだ赤い羽根のヨコヅナサシガメなど,数翅が見えたが、狭い空間で詳細は

     不明です

     DSCN6019

      

     同じソメイヨシノに毛虫が2匹見つかった。ヨコヅナカメムシの上方、50cmぐらい。

     見つかったら、猛然と襲い掛かって毛虫に口吻を差し込み、体液を吸汁するらしい。

     今回はそんな観察の時間もなかったので、残念ながらその写真も無いが今後に期待したい。
 

     十分とは言えないでしょうが、思いがけない出合いで見つかったヨコヅナサシガメの幼虫から

     羽化して、飛翔する様の写真が得られました。 

     良かった。こんなに短期間にアウトラインがつかめるのも珍しい。

 ※ ヨコヅナサシガメの習性      

       ① 幼虫がソメイヨシノに集まる

       ② 春先に羽化して飛び立つ。

             この行為は近親交配を避ける為にも必死の事とされているらしい。

       ③ 晩夏に産卵する。
※ 他の昆虫を捕まえて、体液を吸う。似た整体の「ヤニサシガメ」を駆逐しつつある。

    以上、昆虫写真図鑑引用・・・
    個人の感想ですが、すざましいその生態による生きざまに驚かされます。びっくり、(*_*)

    ヨコヅナサシガメが見つかったソメイヨシノの木をながめた。

    そうすると、その上方50㎝ぐらいの所に様子の異なる2匹の毛虫がいた。

     DSCN6022

      

    ネット検索などの情報によると、ヨコヅナサシガメの幼虫などがこれに気が付くと、たちまち

    そのからだに口吻を差し込み、体液を吸いつくすらしい。

    ソメイヨシノの木にとっては益虫と言えそうですね。 

※ 4月27日(水)
      「ウマノスズクサ」の成長とジャコウアゲハの産卵、ウマノスズクサを齧っての成長と

      ジャコウアゲハの羽化、飛翔の様子を観察するために、その現場に3日に揚げず来ておりますが

      ① 4月19日(月)に出合った”ヨコヅナサシガメ”の幼虫の羽化、飛翔して分散のコースが

            常態とされている。

     ②    4月27日(火)観察の結果

            羽化済みのヨコヅナサシガメはある程度の元のソメイヨシノにのこっていることが

            分かりました。

            後日、その様子は別報します。

是からも近くの、蝶々のジャコウアゲハが羽化して飛び回る現場に通うので、ヨコヅナサシガメの

今後の経過も楽しみにしたい。

     

〇 Δ §       
   
 



 






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最終更新日  2021年04月30日 12時56分35秒
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