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スティーブン・スピルバーグ監督、トム・クルーズ主演のＳＦ超大作、「宇宙戦争」を見た。

かなりいまさらでしたけどね・・・笑

突然やってきた侵略者の攻撃。雷にまぎれてヤツラが乗り込んだのは１００万年前に埋められていた、兵器「トライポッド」だった。

トライポッドの光線は人間を一瞬のウチに灰にし、捕まった人間は体液を抜かれて謎の植物の肥料になる。

街は壊滅状態、ミサイルも大砲もヤツラのシールドの前に歯が立たない。

どうする？どうするのよ？

みたいな話。


本当なら、インデペンデンス・デイみたいに人類対エイリアンみたいなストーリーにしたほうが面白いのかもしれないけど、娘を守ろうとする父親の姿の、ある種の感動を覚えるね。

家庭環境がまったく解説されず、明かされないため、どうしてそんな複雑な関係になったのかわからず終いですが、そんなことは気にも留めずに見たほうが楽しめますｗｗ


迫力の映像、音を楽しむのが一番でしょうね～～

だってストーリーははっきり言って杜撰です。

特に宇宙人のバックボーンと描写がイマイチ。宇宙人はインデペンデンス・デイの焼き増しだし。一瞬「あ、同じエイリアンだ」って思ったし。

ここからはちょっとネタバレになります。









地中深くに埋まっていたトライポッドは、人類が誕生する前から埋まっていた。そんでもって、何百万年も人類を観察していた宇宙人。そりゃ強いはずだよ～と思ったのに、ラストは実にあっさり死にます。

原因は地球の微生物。

人類が長い年月をかけて適応した環境にエイリアンたちは馴染めずに死んでいったのです。

へ？？

そんな終わり方ってあるの？

戦闘機 ＶＳ．ＵＦＯは？

ほぼ地球全土を破壊したくせに、そんなあっさり死んじゃうのかよ～
１００万年観察したんだから、そういうの調べとこうよ～～

防護マスクや保護スーツ着るとかさ、リモコンで操作するとかさ。


やれやれ。どこが「高度な知能をもつ生命体」だよ。ただの馬鹿だね。



と、突っ込みまくりの映画ですが、トムのかっこよさとダコタ・ファニングのかわいさ、迫力の映像を見るだけの価値はありますね。

週末の暇つぶしには最適！！