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テーマ:最近観た映画。(40133)
カテゴリ:雑感
以前テレビで見た「壬生義士伝」をDVDで再見。
前見たときもそうだったけど、涙があふれて止まらない。 非常に日本人的な話しではあると思う。 要は自己犠牲である。愛する者のため、義のために死ぬのだ。 後学のために、再度英語字幕で見てみると…ふむ、おもしろい! しかし、首をかしげるような英訳も何カ所かあった。 「義」の訳がdutyだったのだが、これではずいぶんと感じが違うように思う。duty=義務、任務のために死ぬなんて…つまらないことだ。 アメリカ的価値観に闇雲に乗り換えようとしている今、「利」はあっても「義」がなくなって久しい。 人のためではなく、自分を生きるというのが当然になりつつあるけれど、いったい自己中心とどう違うのかはっきり区別できる人は少ないのではないだろうか。 逆に社会や他者のために自分を殺したり抑えたりしなければならないとしたら、そんな社会は解放されなければならないとも思う。 自分らしくありながらも、人を思って生きることに矛盾はないと思うのだけれど…どうも世の中どちらかに偏りすぎてしまうように思うのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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