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テーマ:ニュース(100209)
カテゴリ:世界
近頃、メディアへの露出が増えてきたモーリー・ロバートソンが、さまざまなゲストを迎えて地上波では言えない本当のところにおもしろするどく切り込むモーリー・チャンネル。 今回のゲストは軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏。 緊迫する北朝鮮情勢の本当のところについて明解に説明してくれている。 今回、私が注目したのは北朝鮮情勢ではなく、ロシアが仕掛けているハイブリッド戦争ー情報工作についてだ。 驚くべきことに、ソビエト崩壊後にイギリスの諜報機関(MI-5,6)に渡った情報が、近年になって開示されはじめたそうだ。 そこにはKGBが意図的に反米世論を醸成するために、ユダヤ陰謀論、ロスチャイルド家やロックフェラー家、あるいはCIAや軍産複合体があらゆる事件の裏で暗躍しているとする陰謀論を意図的に流し続けてきたという工作活動について書かれていた。 ソビエト崩壊後、一時は途絶えていたもののハイブリッド戦争と称し、ロシア政府はインターネットなどを駆使して意図的にフェイクニュースを流し続けている。 そのやり方は非常に巧妙で洗練されている。信憑性を持たせるためにウィキリークスを使ったりもするのだ。 かつてそのターゲットはソビエトに共感する左派だったのだが、現在はエスタブリッシュメントに反感を持つ右派に向けられているという。 詳しくは動画を見ていただきたいのだが、(動画8:15~) 世界中で右派が台頭している背景にはこうした情報工作があるのかもしれない。 そういえば、ルペンのところもロシアとはずいぶん親しいようだし… EUを崩壊させるのに武器は必要ないようだ。 銃声が響くずっと前に、戦争ははじまっていたのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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