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2009年05月05日
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ラ・フォル・ジュルネの興奮を持ったまま、翌日(5月4日)は家族でキャンプに出発。

しかし

揺れる木々を見てもドンヒョクのバッハ、薄い色の月を見てもドンヒョクのバッハ、木漏れ日を見てもドンヒョクの…(しつこい?)

ずーっとシャコンヌが身体の中で鳴り響いている。

ドンヒョクくんのピアノの音は、自然を写しましたというのではないが、かといって人工的な都会の音というわけでもない。

間違ってるのかもしれないが、例えば有名なグールドのゴルドベルグは、人工的…機械的…孤独な音…? に聴こえる。(録音とかの問題なのかもしれないけど)
内へ内へと向かうような。細い細いエネルギーがいっぽん通っているような。

ドンヒョクくんの音は、そういう意味では外へ外へと聴こえるので…キラキラひろがって。

風に揺れるさみどりの木々を見ながら、ドンヒョクくんのピアノの音が(曲にもよるけど)合うなぁーと考えつつ、キャンプ場内をうろうろしてました。

夜はだんだん薄くなっていく炭の明かりを見ながら、まっっったくドンヒョクに興味のないダンナに、コンサートの模様を熱く語る(ヤツは聞いてないが…)。

同じ日本にいるのに、何故ドンヒョクくんは有楽町で、私はキャンプ場なのーっ!!

と、月に吼えるも虚し。

すみれさんともお話していたけれど、国際フォーラムの中でドンヒョクくんのバッハを聴くより、フォーラムの外、木がたくさんあって、野外コンサートみたいなステージのところで聴きたかったねーって。

キャンプ場でも同じことを思ってしまいました。
パチパチ燃える火があって、風が吹いてて、月が出ていて、闇の色がきれいで…

そんな中で、ドンヒョクくんのバッハ、聴きたいなぁ。

そういうの企画してくれないかな。「ドンヒョクくんと行く キャンプファイヤーとピアノの夕べ」みたいな(笑)
ピアノの調律とか運搬とか大変だろうけど…


追記:コンサート終了後、スタインウェイのピアノのそばへ行ってみた。ドンヒョクくんのエネルギーがまだ鍵盤のあたりに漂っているような気がした。触りたかったけど、我慢した。





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最終更新日  2009年05月05日 14時19分18秒
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