カテゴリ:カテゴリ未分類
ディック・ブルーナの『ちいさなうさこちゃん』
この絵本は6色(プラス白と黒)だけで作られていることは有名だけど、今朝のNHKBS2『迷宮美術館』でその色の秘密とゆーやつをやっていた。 まっしろなうさこちゃんが黄色いテディベアを抱いている絵のバックはブルーナの赤(オレンジみたいな、朱色みたいな)。 その絵を見た印象を訊ねられたゲストが「うれしいきもち」と答えていた。 え 赤の中にまっしろなうさぎがいるのに、うれしいのか? なんだか混乱して孤独に見えるよ、辛いよ、狂乱してるみたい、と思っていたら 絵に添えられた文章は、お誕生日を祝ってもらったうさこちゃんがおかあさんに「ありがとう、うれしかった」と伝える場面だった。 おかしいな と思っていたら 赤のバックをブルーナの青に変えるとどうなるでしょう? という展開になり、ゲストはみんな「なんだかさびしいですね」「孤独ですね」と答えていた。 え 青い空間に白いうさぎがひっそりといて、なんだか落ち着くじゃないか、こっちのほうがいいなぁ、と思っていたら ブルーナの青というのは、物語の中で悲しみや静けさを表すときに使う色なんだって。 ・・・ ブルーナの絵が、今の自分を教えてくれたんだわ~と思った。 なんか、かえって安心したよ。 なんで安心なのかよくわからないけど(笑) 蛇足ですが、わたしは「ミッフィー」なんてゆーいいづらい名前より潔い訳で「うさこちゃん」のほうが全然素敵で洒落ていて、子供にとってもいいと思う!! ついでに、今出ているうさこちゃんの絵本のフォントが気に入らない!! なんだ、あの安っぽいフォントは~!! 昔のきれいなどっしりした活字に戻して欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月12日 09時15分21秒
コメント(0) | コメントを書く |