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2011年03月24日
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カテゴリ:ひとりごと
人生には折に触れて転機が訪れる、というのは私がいつからか思っていることで、その転機が訪れるたびに、もう以前には戻れない、そこで自分が変わっていることを知る。
イメージとしては、その扉を開けて次に進んだら、もう後戻りはできない。

いままで何度か扉を開けて次に進んできたが、また新たな扉が現れて、有無を言わせず扉の中へ引きずり込まれた感じ。

それが3月11日の地震と、そこから派生した原発事故による放射能被害。

被災地の方や、原発で命を賭して戦っておられる方に比べたらあまりにも生半可というか、全然苦労もへったくれもないのだけれど、なにかこう、人生の視点が少し違うところに移った気がする。

自分自身の極めて個人的な出来事も、その大きな地震の小さな余波として現れたことである。

ひとまず腹を据えて、多かれ少なかれ放射能被害はまぬがれないと認識すること、現在のところ私の住んでいる市の報道を信じるのであれば、水道水は気にする必要がないこと、念のため洗濯物はしばらく外に干さないこと、あまり換気はしないこと、雨には濡れないようにすること、節電すること(東電の陰謀なのかもしれないが、私しないもんね~、という気にもあまりなれないので)。

確かに、怖がってビクビクして生きているストレスのほうが、こころにも身体にも悪いような気も…しないでもない。








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最終更新日  2011年03月25日 00時10分23秒
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