昨日は県庁にて
群馬県動物愛護推進員の委嘱式と研修会が行われました
私は2年前の第1期より引き続き推進員の委嘱を受けるため
委嘱状はすでに自宅に送られてきていますので
今回新しく委嘱を受けることになった方々の交付式を見守り
その後ボランティアとはなんぞや!というお勉強をする
ボランティア研修会を受けてきました
群馬では2年前から始まったこの制度の第1期に委嘱を受けた方は46名
その中の内訳は
事前に作られた動物愛護推進協議会からの推薦で選ばれたのが42名
これはいわゆる宛て職です!
そして一般公募から動物愛護に関して自分の考えをまとめた論文を提出し
県庁で行われる面接を経て選出されたのは4名(合計46名)
この第1期の目標は50名の委嘱を行うことでしたがなり手が居なかったそう
2期目の委嘱総数は54名でした
今期も行政が目標としていた60名には不足でした
ただ誰でもいいから受けてもらえばってものでもないですからね。。。
実際2年の1期目任期を終えて
この先も推進として委嘱を受けますか?ということで
2期目まで引き続き委嘱を受ける方は3分の1ほどに減ってしまいました。
推進員の中には動物愛護団体に属したボラさんが多数のため
本当の意味で地域に根ざした活動を行う人がいかに少ないか
こういうボランティアをなぜ続けて行うことが困難になるかが
今後の課題かなと感じました。
私が5月にHAPPのシンポジウムで推進員の活動について報告をする際に
推進員の中で実際に活動をされている方はどのくらいですか?と
県にお伺いしたら46名中14~5人ですかね?というお返事だったので
やはり継続して委嘱を受けた方の数と同じくらい
実際に委嘱を受けたものの活動として何らかの動きをする方の数は
このように限られてしまうのが現状ですから
行政側や推薦した協議会からも委嘱を行うからには推薦するからには
もっと推進員の活動がしやすくなるようなバックアップを
どんどん積極的にして欲しいと感じています。
それから推進員の活動として大事なことは
住民の求めに応じて活動を行うということが前提ですので
まずは自分の地域ではどんな問題が起きているのか
どんなことを住民が感じているのかということを
きちんと把握した上で活動をしていかないと
結局単なる変わり者や犬好き猫好きのおばさんになってしまいます
私もそうならないように
まずは地域の皆さんと上手にコミュニケーションを取りながら
それから動物が好きな人にとってはもちろんなのですが
そうでない人にも正しい動物への理解が得られるような活動を行うことを
日頃から心がけています
あとは推進員という存在や役割を沢山の人に知っていただくということも
活動のひとつとしては大事なことだと思っています
まだまだ課題は山積みではありますが
推進員の横のつながりも大切にしながらコツコツと
自分で出来る範囲で頑張って行きたいです
これから少しでも多くの皆さんに動物愛護推進員の存在について
知っていただけると嬉しいです