二日間、歩き過ぎでかなり疲れが溜まってきていたので、午前中はホテルでゆっくり過ごしました。
お昼過ぎにホテルを出て、電車でベニスへ。この日は休息日ということであまり歩き過ぎずに、手短に観光することにしました。サンタ・ルチア駅から大運河を渡らず、大運河の右岸をリアルト橋の手前まで散策しました。
このカナレジオ地域は特別な観光名所はあまりありませんが、サンマルコ地域と比べて現地の生活感があってのんびりとした雰囲気でした。もちろん、観光客用のお店もたくさんありますが、地元の人が利用するようなスーパーもあったりします。初めてベネチアでスーパーを見つけたので、早速入ります。
どこの国に行っても地元のスーパーを覗くのはなかなか楽しいものです。その国の本当に一部ですが、垣間見ることができるので。スーパーにはイタリア独自の商品や、フランスのスーパーに売っているものもたくさんあります。さすが本場だけあって、バイラのスパゲティがフランスよりずっと安かったので買いたい衝動に駆られましたが、荷物が増えるので断念しました。いつも使っている歯磨き粉も特売になっていて買おうかなとも思いましたが、なんかすごく現実に引き戻された感じがしてやめました。こんなところまで来ても、主婦の感覚が抜けないのです。
お昼は旅行中ずっとレストランで食べていたので、バーで食べることにしました。前の日に休憩したバーのカウンターに美味しそうなおつまみやサンドイッチがあって、バーで食事をしたかったのです。
バーを探しながら歩いていると、良さそうなバーを発見。きれいな感じだし、お客さんも結構入ってるし、お店のメニューもイタリア語でしか書かれてません。だいたいこういうところは美味しいところが多いので、このバーでお昼を食べることにしました。
本当にお客さんがいっぱいで、3人しかいない店員さんもなかなか捕まえられず、やっと注文することが出来ました。私はコロッケとラタトゥユ、ホットサンドと赤のグラスワインを頼みました。どれもとても美味しかったのですが、特にワインがものすごく美味しかったです。あまりにも美味しくてもう一杯頼みました。本当はもっと飲みたかったのですが、まだ観光しなくてはいけないので諦めました。お会計も二人で食べて20E弱なので安上がりでした。
この中から好きなものを選び注文します。
遅めのお昼の後は、また歩きながらお店を見ながらぶらぶら。途中ジェラードをおやつに食べたり、ちょうどヴェレンタインだったのでプレゼントを買ってもらったりしながらリアルト橋少し手前で折り返して早めにホテルに戻りました。
2時間ほど昼寝をして8時ごろ前の日に夕食を食べた中華に行くと、ほぼ満席状態。円卓になんとか席を作ってもらって、注文したものの、20分以上待っても料理が出てきませんでした。あまりにもお腹が空いてきて、前の人がえびだけ残して食べてたので、「あのえびもらおうか・・・」と二人で言い出す始末。結局もらいませんでしたが。結局料理が揃ったのは30分くらい待ってから。でもどれも美味しかったので良しとします。
この日は、昼寝をしてしまったのと、足のむくみが気になってなかなか寝付けずちょっと困りました。