インタソーン家

夫は、ゴミ、リサイクル、中古という日本語にはどの日本語よりも反応が早い。

使えるかもしれないという可能性があるかららしい。

もったいないでしょって。

私は人が捨てたものにはあまりいい念はないだろうと思うし、
新品のほうが長持ちもするし、なんか気持ち悪いから・・と思うのでよく意見がぶつかる。

２週間前にはパソコンの液晶モニターをこわきに抱え、ニコニコして帰ってきた。
「はい、あなたぁ」って私のために持ってきてくれたらしい。
またかよーーーーーーって思いながら、ひきつって「ありがとう」と。

わたしはあまりうれしくなかった。（飼い猫がトカゲを持ってくる時の気持ちです。）

彼にとっては厚木のピーヨートのところは宝の山らしい。よくいろいろ見つけてくる。

そして、こないだは会社来て！と私を呼びつけ、

行って見るとうんざり。

会社で不要なでっかいパソコンもらってきた・・・おいどこにおくんだ・・・そして会社から持ってきたデカイモニターは計３台。３ＤＫの部屋に・・
１台はまだ車の中、１台は廊下、１台は夫の部屋で幅をきかせている。

廊下の１台は私のだったのですが、液晶モニターに交換のため行き場がなくなった。

しかも私のはブラックボックス（ハードディスクのはいってる箱はなんていうのかな？）
にはいってるなんか部品がこわれて壊れたみたいですが、

会社からもらってきた部品でなんとか復活することができました。
しかし、私なんては壊れたら何もできません。コールセンターにしか電話できません。

ヲタ亭主をもってよかったです。我が家のパソコンカスタマーサービス課長はさすがです。

ゴミの中のいろいろな部品を組み合わせて、さささと直す。
これじゃあ、タイ人友達から修理や、変だから見に来ての電話が多いのがやっとわかった。

雨ざらしだから、ジムさんゴミだよ、使えないよって同僚には言われたのにもかかわらず持ってきたものなのに。

ゴミって言葉に燃えるからね。

ゴミに命を与えるという点ではかなり感心しましたが、
使えそう使えそうと持ってきた部品が多すぎで、ゴミハウスに近づいています。

取材がこないように気をつけなくては！

ちょっと違うけど、こないだの肝臓移植の事件に似てるなぁーと思いました。
（病気の肝臓を摘出し、肝臓移植を待つ患者に移植したけど、移植した方はご健在の事件）