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りんりん亭りん吉 一巻

りんりん亭りん吉 一巻

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2008年08月24日
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カテゴリ:掲載紙
独演会:小4落語家・りんりん亭りん吉、「ゆら湯楽亭」で--30日・大田 /島根
 ◇古典中心にネタ披露--30日、大田・温泉津
 上方落語協会会長の桂三枝さんが“高座名”を付けた小学4年生の少女落語家が30日、大田市温泉津町の演芸場「ゆら湯楽(ゆら)亭」で独演会を開く。

 奈良県大和高田市の田村凛夏さん(9)で、高座名はりんりん亭りん吉。落語との出会いは、2年生の時に読んだ絵本と夏休みに両親と行った寄席だったという。物おじしない性格で、人を笑わす話芸に目覚めた凛夏さんは、父耕平さん(39)と母幸恵さん(36)の協力で練習を積み、昨年9月に大阪市であった素人演芸大会で大人を押しのけ優勝。今では「天狗(てんぐ)裁き」や「松山鏡」など古典落語を中心に10の持ちネタをこなす。

 ゆら湯楽亭は、温泉津温泉の薬師湯旧館2階にある演芸場。温泉浴場経営者の内藤陽子さんが「笑いの絶えない元気な町に」との思いで、18畳の広間を改装した。今年3月に三遊亭圓丸さんが真打ちの江戸落語二席をかけてこけら落としをした。

 その話題を全国紙で知った凛夏さんが「ゆら湯楽亭で落語をしたい」と申し入れた。内藤さんは「夏休み最後の土曜日、小学生が頑張っている姿を一人でも多くの地元の子どもたちに知ってほしい」と中学生以下は入場料を無料にする。

 午後7時半開演で大人は入浴料込みで1000円。問い合わせは薬師湯(0855・65・4894)。

毎日新聞 2008年8月20日 地方版



ノート朝日新聞ノート


小4生「落語家」 温泉津で落語会
2008年08月18日
繁昌亭写真2-25.JPG

落語を演じる小学校4年の「りんりん亭りん吉」こと田村凜夏さん

◆全国行脚中、奈良の田村凜夏さん/地元落語会30日、湯ったり 笑ってや!◆


  小学校4年の少女「落語家」で、プロ顔負けの落語を全国で披露する「りんりん亭(てい)りん吉(きち)」こと奈良県大和高田市の田村凜夏(りん・か)さん(9)が30日夜、大田市の温泉津温泉の落語会に登場する。「地元にもっと笑いと文化を」と始まったと新聞で知り、出演を買って出た。(中村正夫)


 りん吉さんの素顔は、おかっぱ頭に赤い眼鏡がよく似合うどこにでもいそうな女の子。ところが、着物を着て扇子を持てば、堂々とした話しぶりで落語を演じ、プロの落語家からは「たっしゃなしゃべりやなあ」、観客からは「本当に小学生?」と驚きの声が上がる。


 小学校2年の夏に初めて見た寄席で落語に魅せられ、父の耕平さん(39)を相手に練習し、その冬には親類の前で演じた。


 観客が多いほど燃える性格。祭りやお寺、学校で披露しながら腕を磨き、大阪であった「素人演芸バトル」や「子ども落語大会」で優勝もした。活躍が認められ、上方落語協会の桂三枝会長も応援し、「りんりん亭」の亭号をプレゼントしてくれた。


 小学校卒業までに全都道府県で演じるのが夢。休日を利用して母の幸恵さん(36)と回り、島根は9府県目だ。


 温泉津温泉を知ったきっかけは、4月の朝日新聞の記事。大正時代に建った洋館「薬師湯旧館」で始まった落語会「ゆら湯楽(ゆ・ら)亭」が紹介されていた。薬師湯に連絡すると、経営者の内藤陽子さんが「経験を積む場になればうれしい。地元の子どもたちにもいい刺激になる」と快諾。第2回「ゆら湯楽亭」として独演会を開くことになった。「いつか温泉津や石見銀山を題材に落語を創作してほしい」と内藤さんは楽しみにしている。


 当日は古典落語の「松山鏡」と「天狗(てん・ぐ)裁き」の2題を1時間かけて演じる予定だ。りん吉さんは「けんかをしても笑いがあれば仲直りできる。壁新聞づくりも好き。将来は、新聞記者兼落語家になりたい」と張り切っている。

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最終更新日  2009年03月10日 08時57分03秒
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