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NHK奈良 たまごプロジェクト 10月27日夕方6時10分~
スタジオ生放送出演 NHK奈良 たまごプロジェクト http://www.nhk.or.jp/nara/naranavi/tamago/indexh19.html NHK奈良 げんきっこブログ http://www.nhk.or.jp/nara-blog/030/7307.html NHK奈良 プレイバックたまご http://www.nhk.or.jp/nara/naranavi/tamago/index.html うまくできるかな 『猫の皿』本番無事終了 天満天神繁昌亭・子ども大会にて 081 プレイバックたまご 2008年10月 田村 凜夏 ちゃん (小学4年生) 10月27日放送 大きな夢に向かい頑張っている子供たちを紹介するたまごプロジェクト。毎月最終の月曜日は、「プレイバックたまご」と題して、これまで出演した「たまご」達のその後をお伝えします。 今回は今年の3月に紹介したプロの落語家を目指す田村凜夏 (りんか)ちゃん。当時は小学3年生でした。桂三枝さんからもらった「りんりん亭りん吉」という名前で数々の高座に上がっていた凜夏ちゃん。彼女を指導していたのが、お父さんの耕平(こうへい)さんです。とても仲の良い2人で、独学で落語を勉強し、休日を利用して稽古をつけていました。またお父さんが仕事で帰りが遅いときは、作ってもらったノートで勉強。中には、演目内容がわかりやすく書かれていました。頑張る凜夏ちゃん、そしてそれを支えるお父さんの姿が印象的でした。取材からおよそ半年、現在の凛夏ちゃんを訪ねてみました。 今月11日、大阪にある繁昌亭でこども落語大会の「入賞者発表会」が行われました。関西各地から集まった子供達が十八番(おはこ)を披露し、会場を沸かせました。そんな中、「中トリ」として出てきた凜夏ちゃん。実は彼女、昨年の優勝者で、ゲストとして出演したのです。この日、披露した演目は「鏡」。まだ鏡が普及していなかった時代、正助(しょうすけ)という男が褒美として鏡をもらい、写った自分を18年前に亡くなった父親だと思うお話です。観客を笑いの渦に巻き込み無事出番を終え、「楽しくできたし、みんな笑ってくれたのが良かった」と満足な様子の凜夏ちゃんは、「半年で、ネタも増えたし、もっと前より楽しくてもっと笑ってできるようになった」と成長を語ってくれました。 そんな凜夏ちゃんは、小学生の間に全国行脚を目標にしていましたが、この半年で、千葉、兵庫、和歌山、島根、福井の寄席に参加しました。また演芸コンテストにも出場し、見事金賞を受賞ました。そこで、成長した腕前をスタジオで披露してもらうことに!ジャンルは古典落語、制限時間は3分。この条件を伝えに自宅を訪ねたのですが、指導係のお父さんは、「話の展開が少ないし、下げ(落ち)までの時間が短いのでその中に凝縮しなくてはいけない。そういう難しさはあります」と不安な表情。苦悩した末、2人が選んだのが「猫の皿」。本来なら20分以上かかるこの噺を、ストーリーを変えず、面白い部分を残しながら短くしていきます。いよいよ噺の練習へとうつるのですが、ここでも一苦労。短い時間で変化をつけるには、いつも以上の表現力が必要となります。演じる人がどういう気持ちかというのを理解するのもその為。凜夏ちゃんも大変ですが、教えるお父さんも大変なようですね。ちょっと一休み、という時も田村家は落語一色。凜夏ちゃんにとって落語は自分の夢でもあり、家族と楽しめる大切なものなんですね。一つの噺をマスターするには、はやくても3ヶ月はかかります。それでも凜夏ちゃんは「覚えるのは難しいけど、披露する時は楽しくできるから好きです」と、今日も根をあげず練習に励みます。 生放送で落語を披露してくれた凜夏ちゃんは、「私は短い落語は好きなので、そんなに苦ではなかった」そうですが、お父さんは今まで最短だったので、悩んでおられたそうです。短い落語が出来るようになり、「時間が決まっている演芸大会とかに出場ができるので、多くの舞台に立てる」と凜夏ちゃん。これからもプロの落語家を目指し頑張って下さいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月10日 09時19分29秒
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