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7月28日の語呂合わせで「なにわ大賞」http://www.naniwa-meibutsu.com/prize.html
「大阪の地域資源を活用し、大阪を活性化。 なにわ名物開発研究会は大阪で頑張る「メーカー」「流通」「サービス」「コンサルタント」「クリエーター」など業種・業態、ついには「業」さえも越えたヒト・モノ・コトのネットワーク組織です。 大阪にある文化、歴史、まち、人など、地域資源を活かしたビジネスやまちづくりの活動を行っています。 「ええ大人がビジネスも遊びも本気でやっている」のが、なにわ名物開発研究会の特徴です。」 第15回 なにわ大賞 「特別賞」の受賞が 「目樽工房」さんに決まりました。 今回の授賞式は大阪・住吉大社吉祥殿にて催されます。 推薦文 大阪らしいポイント 妹尾保雄さんは木工でいろんな物を精巧なミニチュアーにします。これまで大阪の建物やモニュメントをミニチュアー製作し、失われてゆく物をリアルに立体記録したり、移動不可能な物を模型にしイベント会場に展示して来場者を感心させています。また上方落語に欠かせない見台を組み立て式にすることを発案製作し多くの噺家さんに重宝されています。 ■活動内容 妹尾さんは8年前の定年を機に、好きだった木工を趣味として始めました。大阪らしいミニチュアとして「繁昌亭」、「無学」、「道楽亭」など大阪の寄席小屋シリーズ20数軒、名付けて「寄席集め」があります。また大阪には天王寺蕪」「田辺大根」、「こつまなんきん」など伝統野菜の碑があります。これらも妹尾さんの手にかかるとすぐミニチュアになります。難波利三さんの直木賞受賞作「てんのじ村」の記念碑も製作しています。芥川賞作家開高健の育った家も取り壊し寸前に模型にしました。妹尾さんの模型は精密で障子やガラス戸も開閉し屋根を取り外すと建物内部が俯瞰出来ます。見る者をさながら小人の国に行ったガリバーの気持ちにさせます。またある噺家さんの依頼で組み立て式の見台を利益抜きの廉価で作ってあげたのが「どこへも携帯で持ち運べて便利」と口コミで広がり今や上方の噺家の約4分の1の50人以上が妹尾さん作成の見台を愛用しています。最近では能楽師の依頼で能の小道具も製作しています。素人木工といいながら依頼者の注文に応じて妹尾さんの工夫を入れながら上方文化に裏方として寄与する貴重な人です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年07月20日 21時32分52秒
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