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何をするにも飽きっぽい。
何をしても続かない。
そんな私の
【猫日記】
にしましょうか。取り敢えず…。

2002年07月13日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 悲しいニュース。
 叔母の家で飼っていたタマちゃんが死ぬました。
 昨日の晩。家の近所で。
 家の皆が目を離した少しの隙に外へ出ていたらしい。
 外傷はなく、キレイな遺体だったと叔母は言いました。
 最初、タマちゃんが外に出たことは誰も気づかず、外が騒がしいなと思っていたら、近所の方が「アンタのところの猫じゃないか?」とタマちゃんを連れてきたくれたらしい。
 車に刎ねられ、ほぼ即死状態だったのだろう。
 普段は「私は一番可愛がってないから嫌われてるわ」と言っていた従姉妹が一晩中泣いていたらしい。
 叔母の職場の皆も無言で泣いていた。
 あんなに可愛かったのに……。
 チョロチョロと仕事の邪魔をしつつも皆の心を和ませてくれていたタマちゃん。
 まだまだちっちゃくて、最近つけられるようになった首輪も鈴が1回転してしまう状態だった。
 皆の食べてるものは何でも欲しがり、ある時はキュウリを食べていた。横からカニカマをあげると、夢中になって両手で私の指を押さえて食べていた。そして悪戯心で姉がトマトをあげると、疑いもせず口の中に頬張り、一瞬動きを止めて変な顔をして吐き出していた。
 たった2ヶ月。だけど、今となっては取り返しのつかない、とても大切な時間。
 一体、タマちゃんは何の為に生きてきたんだろう。何で死んじゃったんだろうと繰り返す。
 ただ一つ、タマちゃんは確実に何かをなし得た。それは頑なだった叔母の心を開いた事である。
 動物を飼うのは始めてで、恐らくは気まぐれでタマちゃんを引き取っただろう叔母は、タマちゃんが来て確実に変わった。
 表情が柔らかになり、感情を素直に出すようになった。
 ある意味、それだけでタマちゃんのたった2ヶ月と少しの命は掛け替えのない意味のあるものだったんじゃないかと私は思う。
 だけど我侭を言うなら、大きくなったタマちゃんと縁側で日向ぼっこがしたかったなぁ…。
 今はただ、タマちゃんが迷うことなく天国へと行ける事だけを祈っています。





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最終更新日  2002年07月14日 00時08分50秒
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